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  18年11月句会 みなさんの選句
Date: 2018-11-10 (Sat)
18年11月 句写美俳句会

1: 半屋根の露天湯たのし紅葉雨:岩渕 純子:・雅・明俊・富子:3
2: 神域の銀杏黄葉のしじまなる:若西 花菜:・紀子:1
3:トンネルを抜けて湖畔へ夕紅葉:片山 明俊:・利久・花菜:2
4:堀巡る桜紅葉の白鷺城:石破 利久:○明俊○トシエ・江梅・沙智・千枝・清月・鴻風:9
5:猫じやらし頬赤く染め紅葉す:池窪 弘務:・雅・富子:2
6:靴紐を結ぶ足許草紅葉:太田 紀子:○弘務○鴻風・江梅・雅・富子・花菜・清月・トシエ・美秋:11
7:柿紅葉棚の肥やしの文庫本:持田 清月:・紀子・鴻風:2
8:廃線の札沼沿線紅葉す:佐川 富子:・紀子:1
9:支え合ふ二人の歩幅夕紅葉:谷口 千枝:・沙智・純子・雅・明俊・花菜・トシエ:6
10:黄葉す欅の巨木神の域:梶  鴻風:・江梅・美秋:2
11:幼子の頬を染めゆく夕紅葉:佐藤トシエ:・弘務・純子:2
12:紅葉狩り渓流沿ひで手弁当:斜木 美秋:・沙智・鴻風:2
13:平岸の軟石倉庫の蔦紅葉:村岡   雅:・鴻風:1
14:銀杏黄葉恵み野縁石飾りをり:山口 沙智:0
15:額衝けば我も善女や紅葉寺:林   紅梅:○鴻風・千枝:3

16:銀色の波のたゆたふすすき原:岩渕 純子:・江梅:1
17:色深み北の大地は冬近し:若西 花菜:・純子・明俊:2
18:裾野へと色を流せる秋の山:片山 明俊:○美秋・利久・トシエ:4
19:秋天やお色直しは高島田:石破 利久:・富子:1
20:野も山も色薄くなり冬に入る:池窪 弘務:・清月:1
21:風にある紅葉の色や峡の村:太田 紀子:○純子:2
22:秋夕焼妻の横顔茜色:持田 清月:・富子・千枝:2
23:秋深し結ぶスカーフ紅の色:佐川 富子:・清月:1
24:鈍色の飛行機雲や神無月:谷口 千枝:・弘務・沙智・紀子:3
25:境内の日に日に深む秋の色:梶  鴻風:・弘務・美秋:2
26:落書きの七色チョーク小春風:佐藤トシエ:○雅○利久・江梅・千枝・鴻風・花菜:8
27:秋祭り色鮮やかな踊り連:斜木 美秋:・トシエ:1
28:道の辺の満天星紅葉の色燃ゆる:村岡   雅:・弘務・明俊・花菜・美秋:4
29:盤尻へ紅葉の色を確かめに:山口 沙智:・鴻風:1
30:秋雨のまだ降り足りぬ空の色:林   紅梅:○千枝・沙智・純子・紀子・利久:6






31:さりげなく蜜柑むきつつ頼みごと:岩渕 純子:○富子・弘務・利久・花菜・トシエ・鴻風:7
32:薄絹を拡げ天女の秋の空:若西 花菜:・江梅・純子・明俊・清月・鴻風:5
33:遥かなる明治を偲ぶ文化の日:片山 明俊:○沙智・江梅・利久・トシエ:5
34:天高し落慶祝ふ興福寺(中金堂):石破 利久:・紀子・明俊・花菜・清月:5
35:立冬や指紋の薄き手を眺む:池窪 弘務:○清月・雅・富子・利久・千枝・花菜・トシエ:8
36:暮の秋草食む牛の目のやさし:太田 紀子:○花菜・弘務・純子:4
37:花八手皿を零るるミルフィーユ:持田 清月:・雅・千枝:2
38:晩秋や午前十時の終列車 (新十津川駅):佐川 富子:・紀子・鴻風:2
39:文化の日インスタ映えの旅の膳:谷口 千枝:・弘務・鴻風:2
40:収穫し農夫の造る新豆腐:梶  鴻風:・弘務・トシエ:2
41:灯台に響く荒波冬隣:佐藤トシエ:○江梅・沙智・純子・雅・明俊:6
42:行く道の高枝に郁子の実二つ三つ:斜木 美秋:・千枝:1
43:マルメロの箱に「どうぞ」の紙貼られ:村岡   雅:・沙智・富子・千枝:3
44:久し振りに漬物材料買ひ揃へ:山口 沙智:0
45:色褪て散る萩に似し我が心:林   江梅:・沙智・清月・美秋:2

46:山裾に揺らめくさざ波秋桜:岩渕 純子:・弘務・美秋:2:計13
47:響く声コスモス迷路のかくれんぼ:若西 花菜:・江梅:1:計9
48:薩摩富士裾野彩る秋桜:片山 明俊:・江梅・紀子・利久:3:計14
49:コスモスや特攻偲ぶ薩摩富士:石破 利久:・純子・紀子・雅・明俊・清月・美秋:6:計21
50:西郷(せご)どんやあいコスモス園のかくれんぼ: 池窪 弘務:・純子・明俊・鴻風:3:14
51:コスモスの果てに流るる白き雲:太田 紀子:・富子・美秋:2:計19
52:肉を焼く煙流るる花野道:持田 清月:0:計6
53:山裾にコスモス溢る人溢る:佐川 富子:0:計6
54:一山を極めしあの日石蕗の花:谷口 千枝:0:計11
55:コスモスの大海原を泳ぐ子等:梶  鴻風:・沙智・清月:2:計8
56:二つ目の停留所前秋桜:佐藤トシエ:・富子:1:計17
57:孫の気はコスモよりもイベントへ:斜木 美秋:0:計4
58:羊蹄山仰ぐ原野の秋桜:村岡  雅:○紀子・利久:3:計11
59:山裾を彩るコスモス風に揺れ:山口 沙智:・美秋:1:計2
60:コスモスや阿蘇岳影を正しうす:林  紅梅:・雅・千枝・花菜・トシエ:4:計15

総合成績:
一 席:石破 利久:21点
二 席:太田 紀子:19点 
三 席:佐藤トシエ:17点
次 席:林  紅梅:15点


作品成績
一 席:6:靴紐を結ぶ足許草紅葉:太田 紀子:11点(特2並7)
二 席:4:堀巡る桜紅葉の白鷺城:石破 利久:9点(特2並5)
三 席:26:落書きの七色チョーク小春風:佐藤トシエ:8点(特2並4)
三 席:35:立冬や指紋の薄き手を眺む:池窪 弘務:8

点(特1並6)

18年十一月 句写美俳句会 みなさんの選句  到着順

林 江梅選
特 選:41:灯台に響く荒波冬隣
鑑 賞:灯台は航行の船舶の目に付きやすく建てられた塔で、船舶の所在や危険な場所など知らせ、港の出入り口の位置を示すためのものと思っています。その灯台に冬の激しい波が岩を叩くように打ち寄せている光景が見えてきて頂きました。よく旅をして居たころ、私は灯台の中を知りたくて中に入らせてくれる灯台は狭い螺旋階段を上まで昇って遠くまでみました。
並 選:4・6・10・16・26・32・33・47・48

池窪 弘務選
特 選:6:靴紐を結ぶ足許草紅葉
鑑 賞:三年ほど前から、家の前の土手に草花を植えてます。全く土いじりの趣味は
なかったのですが、咲くと嬉しいものです。マリーゴールドや日々草が今も咲いてい
ます。花の数も少なくなりましたが、せっかく咲いているのに抜いてしまうのが可哀
想で、そのままにしておくと、草紅葉が始まりました。楓や銀杏に比べてささやかな
紅葉ですが、愛おしいです。
靴紐を結ぶ為に屈んだ作者の目に草紅葉が飛び込んできました。小さな紅葉に日常が
癒やされます。作者はふと触れた自然に足取りも軽く出かけて行きます。
並 選:11・24・25・28・31・36・39・40・46

山口 沙智選
特 選:33:遥かなる明治を偲ぶ文化の日
鑑 賞:憲法記念日と明治節を記念する11がつ3日は、3人の弟のうちの1人の誕生日です。父が記念日の両方から一字ずつもらって「憲明」と命名しました。弟は2ヶ月前に妻を亡くし、今まで家事一切を妻任せにしていたのが自分ですることになり、体調を崩し病院へ点滴を受けに行って来たそうです。近くに嫁いで娘がいるとは言え「娘ばかりを頼りにしないで自分の事は自分でやりなさいよ。」と連れ合いを無くした先輩として、姉として一言苦言を呈しておきました。今年の文化の日は特別の思いの一日でした。
並 選:4/9/12/24/30/41/43/45/55

岩渕 純子選
特 撰:21:風にある紅葉の色や峡の村
鑑 賞:「風にある紅葉の色」に惹かれた。秋の風を色なき風というが作者は紅葉の色という。紅葉,黄葉が風に揺れている風情が目に浮かぶ。
並 選:9,11,17,21,30,32,36,41,49,50.   


太田 紀子選
特 選:58: 羊蹄山仰ぐ原野の秋桜
鑑 賞:羊蹄山のふもとのコスモスきれいでしょうね。それも人が植えたコスモスでなく、原野のコスモスですから。
並 選:2.7.8.24.30.34.38.48.49

村岡 雅選
特 選:26:落書きの七色チョーク小春風
鑑 賞:この句を読んでとても楽しい気分になりました。立冬を過ぎた暖かい日に子供たちでしょうか道のアスファルトの上に七色のチョークで何か思い思いに落書きをして楽しんでいる。暖かい小春風が柔らかく吹いている。子供たちは帰ってしまって落書きだけがのこっているのかもしれませんね。でも、私は、それが微笑ましく楽しい気持ちにさせていただきました。
並選 1・5・6・9・35・37・41・49・60・

片山 明俊選
特 選:4:堀巡る桜紅葉の白鷺城
鑑 賞:世界登録遺産に選ばれた姫路城・・城を囲む堀に沿う桜の大回廊は見事です。そして秋になれば葉が紅葉して城の白壁に映え見応えがあります。桜の名所はまた紅葉の名所になり季節の移り変わりに添いながら自然と共に暮らしていることを思い起させる句です。 
並 選:1・9・17・28・32・34・41・49・50

佐川 富子選
特選:31:さりげなく蜜柑むきつつ頼みごと
鑑賞:何をお願いしたのでしょう?頼みにくい事だったのでしょうか?蜜柑をむきながらなんて。などと想像させられました。穏やかな冬の初めの日常を感じさせてくれます。
並選:1.5.6.19.22.35.43.51.56

石破 利久選
特 選:26:落書きの七色チョーク小春風
鑑 賞:人気なき教室の黒板に七色のチョークを使い作者不詳に見事な紅葉山の風景が画かれていた・・・・秋の深まる学校での謎めいた事件を想像しながら選びました。
並 選:3・18・28・30・31・33・35・48・58





谷口 千枝選
特 選:30:秋雨のまだ降り足りぬ空の色
鑑 賞:私はいつも空の色を見ている。空の色は私の憧れ。作者の空の色を「秋雨のまだ降り足りぬ」詠んでいる。私もこんな思いをして空を見ていることがある。共感できる句である。
並 選:4・15・22・26・35・37・42・43・60

若西 花菜選
特 選:36 暮の秋草食む牛の目のやさし
理 由:大停電の時搾乳をされなかった牛が乳房炎にかかり死んだというニュースに機械に頼り切っている現場の混乱と牛が可哀そうという思いを感じた。この句で草原でのんびりしている牛の平和な時を感じました。
並 選:3・6・9・26・28・31・34・35・60

持田 清月選
特 選:35:立冬や指紋の薄き手を眺む
鑑 賞:冬になる前にやらなければならない事を済ませ、一息ついている様見えてきます。しかし、冬には冬の仕事が沢山待っています。
並 選:4:6:20:23:32:34:45:49:55

佐藤トシエ選
特 選:4:堀めぐる桜紅葉の白鷺城
鑑 賞:純白の白鷺城と桜紅葉の鮮やかな色彩の対比がイメージでき、春には桜、秋には桜の葉が紅葉する。同じ木から二度も自然の景を頂ける白鷺城、その二景を見に行きたい気持ちにさせられ頂きました。スマホで探った桜紅葉、とても綺麗でした。
並 選:6・9・18・27・31.33・35・40・60

斜木 美秋選
特 選:18:裾野へと色を流せる秋の山
鑑 賞:高い山から降りてくる紅葉景色み事です。東北、北海道など旅行時見た景色がよみがえります。南国はこれほど見事な景色は見られません。落葉樹が少ないです。
並 選:6,10,25,28,45,46,49,51,59












梶 鴻風選:一行鑑賞 
 いつも通り、提出された4句の中から、一番佳いと思われる作品を佳吟として抽出させて頂いた。その中から、これもいつも通り2句、特選とさせて頂き、一行鑑賞をさせて頂きました。

4:堀巡る桜紅葉の白鷺城:石破 利久:
>姫路城の桜の花ももきれいであったが、紅葉した桜もまたきれいだと思う。行きたいです。
6:靴紐を結ぶ足許草紅葉:太田 紀子:○鴻風
>紀子さんは毎日散歩をしている。それも峠道のようだ。出がけにはきっちりと結んだはずの靴紐が歩いている間に緩んでくる。靴紐を結ぶのに屈むと足下の草が紅葉しているのだ。
7:柿紅葉棚の肥やしの文庫本:持田 清月:
>季語「柿紅葉」と書棚の文庫本との取り合わせがユニークでありおもしろいと思う。
12:紅葉狩り渓流沿ひで手弁当:斜木 美秋:
>中七を「渓流見つつ」としたいところですが、流れを見ながらのお弁当はいいですね。
13:平岸の軟石倉庫の蔦紅葉:村岡  雅:
>「平岸の」はあまり働いてはいないが、未だに残る軟石の倉庫に絡む蔦紅葉は美しい。
15:額衝けば我も善女や紅葉寺:林  紅梅:○江梅
>「ぬかずく」とは額を地に着け神や仏に礼拝する事。日本では額ずいて礼拝する人の姿は見ないが、中国では若い人でも此の姿を見られる。額ずかなくとも江梅さんは善女である。
26:落書きの七色チョーク小春風:佐藤トシエ:
>「小春」とは旧暦10月1日から使えるが「七色チョーク」の落書きがほほえましい。
29:盤尻へ紅葉の色を確かめに:山口 沙智
>「盤尻」とは恵庭市にある渓谷ことで無名だが紅葉の景勝地であり確かめに行ったのだ。
31:さりげなく蜜柑むきつつ頼みごと:岩渕 純子:
>ご主人に蜜柑を剥いてあげながら、なんの頼み事をして居るのだろう。旅行だと思うが。
32:薄絹を拡げ天女の秋の空:若西 花菜:
>青空に薄衣を広げたような雲を天女の衣とみたところに美しさがある。
38:晩秋や午前十時の終列車 (新十津川駅):佐川 富子:
>札幌から石狩沼田を結ぶ線を札沼線というが、やがて廃止にされる。時代の流れである。
39:文化の日インスタ映えの旅の膳:谷口 千枝:
>「インスタ映え」とは17年の流行語大賞のことば。写真にして見栄えする旅の料理。
48:薩摩富士裾野彩る秋桜:片山 明俊:
>写真は「韓国岳標高1700m」と美秋さん。何処の山と見てもそれはそれでよいのだ。
50:西郷(せご)どんやあいコスモス園のかくれんぼ: 池窪 弘務:
>大河ドラマで「西郷どん」をやっているが、西郷とかくれんぼの取り合わせがよい。
55:コスモスの大海原を泳ぐ子等:梶  鴻風:
>コスモスの花を大海原と見た。その花の水面を人々が泳いでいるように見える写真だ。





  18 年十一月 句写美教室句会作品
Date: 2018-11-06 (Tue)
1 半屋根の露天湯たのし紅葉雨
2 神域の銀杏黄葉のしじまなる
3 トンネルを抜けて湖畔へ夕紅葉
4 堀巡る桜紅葉の白鷺城
5 猫じやらし頬赤く染め紅葉す
6 靴紐を結ぶ足許草紅葉
7 柿紅葉棚の肥やしの文庫本
8 廃線の札沼沿線紅葉す
9 支え合ふ二人の歩幅夕紅葉
10 黄葉す欅の巨木神の域
11 幼子の頬を染めゆく夕紅葉
12 紅葉狩り渓流沿ひで手弁当
13 平岸の軟石倉庫の蔦紅葉
14 銀杏黄葉恵み野縁石飾りをり
15 額衝けば我も善女や紅葉寺
16 銀色の波のたゆたふすすき原
17 色深み北の大地は冬近し
18 裾野へと色を流せる秋の山
19 秋天やお色直しは高島田
20 野も山も色薄くなり冬に入る
21 風にある紅葉の色や峡の村
22 秋夕焼妻の横顔茜色
23 秋深し結ぶスカーフ紅の色
24 鈍色の飛行機雲や神無月
25 境内の日に日に深む秋の色
26 落書きの七色チョーク小春風
27 秋祭り色鮮やかな踊り連
28 道の辺の満天星紅葉の色燃ゆる
29 盤尻へ紅葉の色を確かめに
30 秋雨のまだ降り足りぬ空の色

  1〜30番で5句選


31 さりげなく蜜柑むきつつ頼みごと
32 薄絹を拡げ天女の秋の空
33 遥かなる明治を偲ぶ文化の日
34 天高し落慶祝ふ興福寺(中金堂)
35 立冬や指紋の薄き手を眺む
36 暮の秋草食む牛の目のやさし
37 花八手皿を零るるミルフィーユ
38 晩秋や午前十時の終列車 (新十津川駅)
39 文化の日インスタ映えの旅の膳
40 収穫し農夫の造る新豆腐
41 灯台に響く荒波冬隣
42 行く道の高枝に郁子の実二つ三つ
43 マルメロの箱に「どうぞ」の紙貼られ
44 久し振りに漬物材料買ひ揃へ
45 色褪て散る萩に似し我が心
46 山裾に揺らめくさざ波秋桜
47 響く声コスモス迷路のかくれんぼ
48 薩摩富士裾野彩る秋桜
49 コスモスや特攻偲ぶ薩摩富士
50 西郷(せご)どんやあいコスモス園のかくれんぼ
51 コスモスの果てに流るる白き雲
52 肉を焼く煙流るる花野道
53 山裾にコスモス溢る人溢る
54 一山を極めしあの日石蕗の花
55 コスモスの大海原を泳ぐ子等
56 二つ目の停留所前秋桜
57 孫の気はコスモよりもイベントへ
58 羊蹄山仰ぐ原野の秋桜
59 山裾を彩るコスモス風に揺れ
60 コスモスや阿蘇岳影を正しうす

 31〜60番で5句選
 合計10句選の中から一句特選として、300字程度で
鑑賞文をお書きください。

締め切り:11月10日正午とします。 


  18年十月 句写美教室俳句会選句結果
Date: 2018-10-06 (Sat)
18年十月句会選句結果:

1 竿を振る川瀬のしぶき秋の声:片山 明俊:紀子・トシエ・江梅・利久・雅・花菜・美秋・鴻風・富子・9
2 国宝の天守閣より秋の声:太田 紀子:・純子・美秋・千枝・3
3 秋の声人出ふくらむ五条坂:林 江梅:紀子・明俊・清月・鴻風・4
4 黄変の唐松林秋の声:石破 利久:・明俊・千枝・2
5 ページ閉じ三更に聞く秋の声:若西 花菜:○トシエ○利久○鴻風・紀子・雅・8
6 もう一枚羽織ろかよそうか秋の声:佐川 富子:0
7 真実は一つと限らず秋の声:梶  鴻風:・江梅・1
8 秋の声医師の一言「加齢です」:岩渕 純子:○清月○美秋・明俊・5
9 秋の声前に倒れし菩薩像:持田 清月:0
10 最北の駅舎のベンチ秋の声:佐藤トシエ:・純子・利久・清月・雅・千枝・5
11 秋の声聞けば行くたし高原へ:斜木 美秋:・0
12 何もかも体験コース秋の声:谷口 千枝:・0
13 さやさやと葉擦れの音や秋の子:村岡 雅:・沙智・1
14 耳すまし秋の声聞く山道へ:山口 沙智:・0

15 裏年の実り少なき庭の柿:片山 明俊:○富子・江梅・純子・利久・花菜・美秋・7
16 鈴なりの青き木の実や富士高し:太田 紀子:・沙智・1
17 歴史径拾ふ木の実を数へつつ:林 江梅:・清月・1
18 実生より育てし盆栽初紅葉:石破 利久:○明俊・トシエ・江梅・純子・清月・千枝・鴻風・富子・9
19 木の実降る拾う子たちのはしゃぐ声:若西 花菜:・雅・1
20 秋晴れを口実友に会ひに行く:佐川 富子:○花菜・雅・鴻風・4
21 虚と実と表裏一体蚯蚓鳴く:梶 鴻風:・千枝・1
22 実山椒頑固一徹親譲り:岩渕 純子:・トシエ・1
23 墓石の字寛文九年万年青の実:持田 清月:紀子・1
24 みちのくの実入り賜る新米来:佐藤トシエ:・沙智・1
25 実紫生垣垂るる散歩道:斜木 美秋:・明俊・1
26 不器用は父親譲り木の実独楽:谷口 千枝:○紀子・トシエ・江梅・純子・利久・雅・花菜・沙智・富子・10
27 沿線の稲田色づく実りかな:村岡 雅:・花菜・鴻風・美秋・沙智・4
28 実りの秋栗と梨とが届きたる:山口 沙智:・富子・1

29 懐メロや昭和の演歌聴く夜長:片山 明俊:・利久・雅・美秋・沙智・千枝・清月・6
30 蔓珠沙華墓地への道の花明かり:太田 紀子:・トシエ・純子・雅・鴻風・4
31 秋の風名残の花を揺らしをリ:林 江梅:紀子・明俊・美秋・3
32 愛犬の縺れる散歩刈田道:石破 利久:○江梅・明俊・3
33 縄文の跡吹きすさぶ秋の声:若西 花菜:・純子・1
34 賢治忌や注文多いグルメの子:佐川 富子:○雅・トシエ・純子・4
35 写実説く子規の横顔獺祭忌:梶 鴻風:・花菜・美秋・富子・3
36 我が夢の気球に乗れば秋のパリ:岩渕 純子:○千枝・鴻風・富子・4
37 遠足に向かひし子等や鳳仙花:持田 清月:・鴻風・1
38 掘り起こすじゃが薯囲み子等はしゃぎ:佐藤トシエ:・江梅・1
39 枯らしても懲りず買い来る鉢竜胆:斜木 美秋:・江梅・明俊・清月・沙智・鴻風・千枝・富子・7
40 母と子の始発駅なり小鳥来る:谷口 千枝:○純子・トシエ・江梅・利久・5
41 白扇の瀧音ひびく秋の空:村岡 雅:・清月・1
42 秋地震と台風怖れる日々過ごす:山口 沙智:・0

43 瀬戸の海島まで染めし秋夕焼:片山 明俊:紀子・利久・清月・美秋・沙智・千枝・富子・7計29
44 読みふける更級日記小鳥来る:太田 紀子:・千枝・富子・2計10
45 独居に慣れ一人の自由秋うらら:林 江梅:・トシエ・花菜・2計10
46 川岸の町屋の灯り虫の声:石破 利久:紀子・雅・2計16
47 遺言を見直す朝や敬老日:若西 花菜:紀子・清月・美秋・3計13
48 コスモスの画く人詠む人飾る人:佐川 富子:○沙智・2計10
49 現実と理想の間秋夕焼け:梶 鴻風:・0計5
50 いづくかへ還る日近し吾亦紅:岩渕 純子:・明俊・利久・雅・花菜・4計14
51 窓半分覆ひし蔦の薄紅葉:持田 清月:紀子・1計3
52 秋風を誘ふ足湯に足二本:佐藤トシエ:○鴻風・2計9
53 運動会前列並ぶカメラマン:斜木 美秋:・トシエ・1計9
54 新刊の句集の匂ひ秋燕忌:谷口 千枝:・明俊・利久・花菜・鴻風・4計19
55 阿弥陀佛のほほえみ温し秋夕べ:村岡 雅:・江梅・純子・清月・花菜・沙智・鴻風・6・計12
56 富良野への山道は今紅葉なり:山口 沙智:・鴻風・1計2

総合成績:
一 席:片山 明俊:29点
二 席:谷口 千枝:19点 
三 席:石破 利久:16点

作品成績
一 席:26:不器用は父親譲り木の実独楽:谷口 千枝:10点(特1並8)
二 席:01:竿を振る川瀬のしぶき秋の声:片山 明俊:9点(並9)
二 席:18: 実生より育てし盆栽初紅葉:石破 利久:9点(特1並7)
三 席:5: ページ閉じ三更に聞く秋の声:若西 花菜:8点(特3並2)

太田 紀子選 到着順
特 選:26:不器用は父親譲り木の実独楽
鑑 賞:木の実独楽を作ったが、うまく回らない。そういえば、父親の木の実独楽もうまく回らなかった。木の実独楽を通して、父親を思い出している姿が素晴らしい。
並 選:1.3.5.23.31.43.46.47.51

佐藤トシエ選
特 選:5:ページ閉じ三更に聞く秋の声
鑑 賞:その土地固有の自然現象で、秋の声も様々だろうと思う。作者の三更に聞く秋の声はどんなんであろうかと、想像が膨らみいただきました。
並 選:1・18・22・26・30・34・40・45・53

岩渕純子選
特 選:40:母と子の始発駅なり小鳥来る 
鑑 賞:物語が始まりそうな気配を感じる句。お母さんとまだ手をつないで歩く年ごろの子供でしょうか。なにかが始まりそう。どこかへおでかけ?小鳥来るの季語がよく合っています。
並 選: 2,10,15,18,26,30,33,34,55.

片山 明俊選
特 選:18:実生より育てし盆栽初紅葉
鑑 賞:種を選び丹精を込めて仕立てた楓の盆栽・・・秋を迎えて色ずく紅葉を愛でる満足そうな表情が見える句として頂きました。盆栽はいい趣味ですが根気と愛情が必要なので近寄り難いです。
並 選:3・4・8・25・31・32・39・50・54

石破 利久選
特 選:5:ページ閉じ三更に聞く秋の声
鑑 賞:深更に及ぶ書斎での仕事・・・夜寒を覚え我に返えり耳にした外吹く風に深みゆく秋を知り、惜しんでいる様子が見えてくる句として頂きました。
並 選:1・10・15・26・29・40・43・50・54 

林 江梅選
特 選:32:愛犬の縺れる散歩苅田道
鑑 賞:爽やかな苅田道に連れ出してもらい大喜びの愛犬は作者との散歩を楽しんでいる微笑ましい光景が伺えて頂きました。
並選 1・7・15・18・26・38・39・41・55

持田 清月選
特 選:8:秋の声医師の一言「加齢です」
鑑 賞:俳句としては面白くクスリと笑わせてくれます。実際に医師からこれで済まされたら、信用できませんね。おそらく作者と医師の間には、長年にわたる信頼関係があっての事と思います。
並 選:3・10・17・18・29・41・43・47・55

村岡 雅選
特 選:34:賢治忌や注文多いグルメの子
鑑 賞:この句を読んで思わず笑ってしまいました。若い頃から。賢治がすきでよくよんでいました。この句は注文の多い料理店にかけて注文の多いグルメの子と現代の子供の実態を詠まれていて面白いと思いました。
並 選 1.5.10.19.20.26.29.30.46.50.

若西 花菜
特 選:20 秋晴れを口実友に会ひに行く
理 由:理由なく人は尋ねづらいもの。気になっている人を好天を理由に訪問するのは妙案と思いました。
並 選:1・15・26・27・35・45・50・54・55

斜木 美秋選
特 選:8:秋の声医師の一言「加齢です」
鑑 賞:ドキッとする一瞬、「加齢です」悪い病でなくてホッとするやら「ああ歳だな〜」秋の声と加齢がマッチして高齢者の微妙な感じ表現されている様に思います。
並 選:1,2,15,27.29,31,35,43,47、

山口 沙智選
特 選:48:コスモスの画く人詠む人飾る人
鑑 賞:昔、我が家への道の両側を「コスモス街道にしよう」と、夫と話し合ったことがありました。20年前に夫が亡くなり、コスモス街道は計画倒れになりました。あきになると、あちこちで咲き出すコスモスを見ると懐かしく思い出します。風に揺れながら優しく咲き競うコスモスはわたしの大好きな花です。「コスモス」に一票!!
並 選:13/16/24/26/27/29/39/43/55

谷口 千枝選
特 選:36:我が夢の気球に乗れば秋のパリ
鑑 賞:最近、句の詠めない日が続いています。こんな日には「我が夢の気球に乗れば」と詠み好きな所へ旅をしたらいいなあと思いました。「秋のパリ」は私の憧れです。
並 選:2・4・10・18・21・29・39・43・44

佐川 富子選
特選:15:裏年の実り少なき庭の柿
鑑賞:関西方面に行くと庭に柿や蜜柑があってとても羨ましいです。裏年というのがあるんですね。全然実らないというのではないのですね。柿の色には秋を案じます。
並選:1.18.26.28.35.36.39.43.44

梶 鴻風選 
1 竿を振る川瀬のしぶき秋の声:片山 明俊:
 上手なというか、巧みな俳句である。川瀬の飛沫に秋の声を観ずるのは感覚の冴え。
3 秋の声人出ふくらむ五条坂:林 江梅:
 五条坂は京都大谷本廟の左坂で結構な勾配がある。秋彼岸の人出に秋の声を感じた。
5 ページ閉じ三更に聞く秋の声:若西 花菜:鴻風特選○
 「三更」とは現在の時間で午後11時から午前1時までの2時間である。今では時代小説でも読まないと出てこない此の死語をよくぞ上手に使いこなしたものであると思う。
18 実生より育てし盆栽初紅葉:石破 利久:
 実生から育てた紅葉。何年かかったろう。盆栽はこれで完了というところがない。
20 秋晴れを口実友に会ひに行く:佐川 富子:
 特選にと思った。出来なかったのは「友」を「母」に「子供」に「彼」にと動くからだ。
21 虚と実と表裏一体蚯蚓鳴く:梶 鴻風:
 現代人は、蚯蚓は鳴かないと決めつけているが、古代人の心には鳴いていたのだ。
27 沿線の稲田色づく実りかな:村岡 雅:
 恵庭から札幌まで25分であるが街の部分を除くと石狩平野の稲田がつづくのである。
30 蔓珠沙華墓地への道の花明かり:太田 紀子:
 「花明かり」は櫻だけのものだが、曼珠沙華が続く道に使っても許されるのだが。
36 我が夢の気球に乗れば秋のパリ:岩渕 純子
 夢にしても気球で巴里まで行くとは無謀な気がする。鴻が巴里に行ったのも秋だった。
37 遠足に向かひし子等や鳳仙花:持田 清月
 穏やかな俳句だ。子供達の遠足の列が行く。手を止めて見送る作者に鳳仙花が弾ける。
39 枯らしても懲りず買い来る鉢竜胆:斜木 美秋:
 鴻も同じである。買ってきては愚妻に「また買ってきて」と叱られている。
52 秋風を誘ふ足湯に足二本:佐藤トシエ:鴻風特選○
 利尻島にも利尻町と利尻富士町と温泉が二箇所湧き出ている。足湯だけは膝まで巻くって入る混浴である。それぞれが二本の足を出しているがその足が誘う秋風。俳諧を思う。
54 新刊の句集の匂ひ秋燕忌:谷口 千枝:
 秋燕忌は角川源義のご命日。俳誌「河」の創始者である。新刊句集は仲間のものか。
55 阿弥陀佛のほほえみ温し秋夕べ:村岡 雅:
 恵庭句会での最長老。阿弥陀如来のほほえみを「温い」と捉えた感覚の鋭さが良い。
56 富良野への山道は今紅葉なり:山口 沙智:
 沙智さんは80+α歳だが、何処までも車を飛ばして歩いている。脱帽の女性である。



  18 年十月 句写美教室句会作品
Date: 2018-10-03 (Wed)

1 竿を振る川瀬のしぶき秋の声
2 国宝の天守閣より秋の声
3 秋の声人出ふくらむ五条坂
4 黄変の唐松林秋の声
5 ページ閉じ三更に聞く秋の声
6 もう一枚羽織ろかよそうか秋の声
7 真実は一つと限らず秋の声
8 秋の声医師の一言「加齢です」
9 秋の声前に倒れし菩薩像
10 最北の駅舎のベンチ秋の声
11 秋の声聞けば行くたし高原へ
12 何もかも体験コース秋の声
13 さやさやと葉擦れの音や秋の子
14 耳すまし秋の声聞く山道へ
15 裏年の実り少なき庭の柿
16 鈴なりの青き木の実や富士高し
17 歴史径拾ふ木の実を数へつつ
18 実生より育てし盆栽初紅葉
19 木の実降る拾う子たちのはしゃぐ声
20 秋晴れを口実友に会ひに行く
21 虚と実と表裏一体蚯蚓鳴く
22 実山椒頑固一徹親譲り
23 墓石の字寛文九年万年青の実
24 みちのくの実入り賜る新米来
25 実紫生垣垂るる散歩道
26 不器用は父親譲り木の実独楽
27 沿線の稲田色づく実りかな
28 実りの秋栗と梨とが届きたる

  1〜28で5句選


29 懐メロや昭和の演歌聴く夜長
30 蔓珠沙華墓地への道の花明かり
31 秋の風名残の花を揺らしをリ
32 愛犬の縺れる散歩刈田道
33 縄文の跡吹きすさぶ秋の声
34 賢治忌や注文多いグルメの子
35 写実説く子規の横顔獺祭忌
36 我が夢の気球に乗れば秋のパリ
37 遠足に向かひし子等や鳳仙花
38 掘り起こすじゃが薯囲み子等はしゃぎ
39 枯らしても懲りず買い来る鉢竜胆
40 母と子の始発駅なり小鳥来る
41 白扇の瀧音ひびく秋の空
42 秋地震と台風怖れる日々過ごす
43 瀬戸の海島まで染めし秋夕焼
44 読みふける更級日記小鳥来る
45 独居に慣れ一人の自由秋うらら
46 川岸の町屋の灯り虫の声
47 遺言を見直す朝や敬老日
48 コスモスの画く人詠む人飾る人
49 現実と理想の間秋夕焼け
50 いづくかへ還る日近し吾亦紅  
51 窓半分覆ひし蔦の薄紅葉
52 秋風を誘ふ足湯に足二本
53 運動会前列並ぶカメラマン
54 新刊の句集の匂ひ秋燕忌
55 阿弥陀佛のほほえみ温し秋夕べ
56 富良野への山道は今紅葉なり

 29〜56で5句選
 あわせて10句の中から一句特選を選び、鑑賞文を2〜300字程度でお願いいたします。
 選句締め切りは10月6日正午です。


  18年九月 句写美教室俳句会選句結果
Date: 2018-09-08 (Sat)
 18年 鴻風俳句教室九月句会
1:秋暑し原色眩しき中華街:片山 明俊:紀子▷1
2:残暑とは云へぬ記録の気温かな:石破 利久:○明俊・トシエ・沙智・花菜▷5
3:遮断機の竿の先まで残暑かな:岩渕 純子:○利久○花菜○雅・富子・鴻風▷8
4:岬鼻馬の匂ひの残暑かな(都井岬):林 江梅:千枝・鴻風▷2
5:残暑なほビル影伝ひ会場へ:持田 清月:▷0
6:誰も居ぬ家の居座る残暑かな:太田 紀子:美秋▷1
7:コスプレの若者闊歩の街残暑:若西 花菜:千枝・富子▷2
8:就活の心の萎える残暑かな:谷口 千枝:明俊・清月・トシエ・鴻風▷4
9:ジャージャー麺辛さ味はふ残暑かな:佐川 富子:清月・純子▷2
10:つば広の帽子を被り残暑かな:村岡 雅:明俊▷1
11:残暑日と滝の飛沫を浴びに行く:斜木 美秋:沙智▷1
12:残暑見舞ひ「先に死ぬな」と叔母の文:山口 沙智:美秋・清月・千枝・花菜・純子・雅▷6
13:屋根を塗る残暑に足場組まれけり:梶 鴻風:紀子▷1

14:生年を西暦で書く秋の夜:石破 利久:▷0
15:さわやかや女子高生の金メダル:岩渕 純子:清月・トシエ・富子・雅▷4
16:いかほどを生きるか我は残暑耐へ:林 江梅:沙智・花菜▷2
17:噺家と生の握手や虫の声:持田 清月:トシエ・鴻風▷2
18:蜻蛉生れ緑眼朝日に煌めけり:太田 紀子:美秋▷1
19:百年を生ききる覚悟敬老日:若西 花菜:○千枝・明俊・利久・清月・純子・鴻風▷7
20:生と死は隣り合はせや青蜜柑:谷口 千枝:利久・雅▷2
21:新涼や小学生の笛の音:佐川 富子:○紀子▷2
22:柳川の白秋生家青蜜柑:村岡 雅:利久・富子▷2
23:人生の黄昏楽しく秋の旅:斜木 美秋:○富子・沙智▷3
24:生ハムの塩味ビールに丁度合ふ:山口 沙智:雅▷1
25:鬼やんま下品下生のこの世翔け:梶  鴻風:▷0
26:打ち水に生き返へる庭我もまた:片山 明俊:利久・美秋・トシエ▷3
53:磯釣りの親子の影濃し残暑かな:佐藤トシエ;○美秋○鴻風・紀子・沙智・花菜・純子▷8
54:秋の海写生の子等に汽笛過ぐ:佐藤トシエ:明俊・紀子・千枝・純子▷4
1~26+53/54で,5句選





27:おもちゃ箱ひっくり返したような夏:岩渕 純子:▷0
28:お伽の国子等の弾けし夏果てぬ:林 江梅:清月・富子・雅・純子▷4
29:不知火や夢は現に待ち時間:持田 清月:▷0
30:ミッキーの笑顔いっぱい秋の空:太田 紀子:美秋・清月・沙智・富子▷4
31:遊園地に孫の案内秋あかね:若西 花菜:▷0
32:ピノキオの冒険旅行天高し:谷口 千枝:純子・雅▷2
33:パレードの極彩色や秋日和:佐川 富子:紀子・美秋▷2
34:秋暑しディズニーランドは孫の夢:村岡 雅:明俊・沙智▷2
35:夏の旅デズニーランドショータイム:斜木 美秋▷0
36:ピノキオの鼻少し伸び秋に入る:山口 沙智:利久・美秋・トシエ・千枝・雅▷5
37:ピノキオの鼻炎天に伸び出せり:梶 鴻風:紀子・花菜▷2
38:ミツキーに手を振る子等や青葉風:片山 明俊:利久▷1
39:絵日記にデイズニーパレード夏休み:石破 利久:○純子・明俊・鴻風▷4

40:廃屋の庭の一位や秋の風:林 江梅:利久・紀子・トシエ・雅▷4計12
41:吾亦紅和妻使ひの若演者:持田 清月:▷0計2
42:デジカメを買ひ花野の中を駆け巡る:太田 紀子:鴻風▷1計7
43:秋さんま皿に一匹鎮座せ:若西 花菜:▷0定9
44:どの月も悲喜こもごもよ月見酒:谷口 千枝:美秋▷1計9
45:いつせいに合奏をする秋桜:佐川 富子:沙智・鴻風▷2計8
46:消息の途絶えし友や赤まんま:村岡 雅:紀子・清月・千枝・花菜・純子・鴻風▷6計11
47:女郎花良く揺れ蝶も止まりかね:斜木 美秋:明俊・鴻風▷2計6
48:食べ放題1100円の桃たわわ:山口 沙智:○トシエ・千枝▷3計15
49:ちちははも義父母も佛盆灯籠:梶 鴻風:明俊・トシエ・千枝▷3計6
50:恙なき暮しや旨まし冷奴:片山 明俊:○沙智・利久・紀子・花菜・雅・純子・鴻風▷8計13
51:思はざる秋刀魚の豊漁沸く港:石破 利久:明俊・美秋・トシエ・沙智・千枝・富子▷6計15
52:鰯雲乗れば行き着くポルトガル:岩渕 純子:○清月・利久・富子・花菜▷5計17
55:ミッキーと花野でワルツ空の青:佐藤トシエ:花菜▷1
56:秋風に寄り添ふ鴎ラブソング:佐藤トシエ:・清月・富子▷2
  27~52+55/56から5句選
  





18年 鴻風俳句教室九月句会
片山 明俊選
特 選:2:残暑とは云へぬ記録の気温かな
鑑 賞:徳島を経て神戸に上陸し北海道へと駆け抜けた台風21号のあと少しは涼しくなりましたが今年は残暑とは云えぬ真夏並みの猛暑続き・・・気象庁の発表では今夏は統計上東日本が一位、西日本では二位タイの高温となっていました。この句は生活実感と季節感を効果的に折込み句にしておられます。
並 選:8・10・19・54・34・39・47・49・51
      
石破 利久選
特 選:3:遮断機の竿の先まで残暑かな
鑑 賞:遮断機・・この暑いのに電車が来るたびに竿・・腕木を上げ下げするのは仕事とは云えご苦労なことです。遮断機と残暑を結びつけた発想に敬服し選びました。
並 選:19・20・22・26・36・38・40・50・52

太田 紀子選
特選:21:新涼や小学生の笛の音
特選理由:小学校で立て増えを習います。習った曲を諸学生が吹いているのでしょう。あるいは連裕しているの窯しれません。夏休みも終わり、懸命な小学生の姿が明浮かびます。
並選:1.13.53.54.33.37.40.46.50

岩渕 純子選:
特撰:39:絵日記にディズニーパレード夏休み
鑑賞:猛暑の夏休みがやっとおわりました。絵日記の40日をうめるのは子も親もたいへんです。ディズニーランドにあそんだ一日はきっと楽しく、いつまでも夏休みの思い出としてのこることでしょう。
並選:9,12,19,27,32,39,46,50,53,54 

斜木 美秋選
特選:53:磯釣りの親子の影濃く残暑かな
鑑賞: 親子仲良く釣るする微笑ましい絵が見えます。何歳になろうとも親子仲良く釣りしたいものである。これ程楽しい遊びは僕には見たらない。
並選:6.12.18.26,30,33.36,44.51

持田 清月選
特選:52:鰯雲乗れば行き着くポルトガル
鑑賞:鰯雲に乗ると言う発想に新鮮さを感じました。鰯雲は乗ると言うよりも眺めるものと思っていました。さらに乗ったらポルトガルに着くと言う発想。素晴らしいと感じます。なぜポルトガルなのか?理屈ではなく納得してしまう部分があります。
並選:8:9:12:15:19:28:30:46:56

佐藤トシエ選
特 選:48:食べ放題1100円の桃たわわ
鑑 賞:富士登山の帰りの電車の中で、4個入りの山梨の桃が売りだされ、友と買い求めた。捥ぎたての桃、持ち帰るつもりもなく、恥ずかしげもなく、列車の中ですぐに食べ始め、「うまい」と二人で頷いていた。その時の桃の値は1200円。美味しい物には目も心も奪われます。一度は食べ放題にも挑戦したいと・・秋の果物のたわわな成りを思いつつ、景も味も匂いも感じられました。
並 選:2・8・15・17・26・36・40・49・51

山口 沙智選
特選:50:恙なき暮しや旨まし冷奴:片山 明俊:
鑑賞:異常気象の暑い夏を過ごし秋に入ってやっとほっとしています。今年の夏は食卓に冷奴がよく登場しました。青紫蘇、生姜、鰹節、葱などを薬味にいつ食べても冷奴は咽喉越しもよくおいしいと思い、掲句に一票をいれました。
並選:2・11・16・23・53・30・34・45・51

谷口 千枝選
特 選:19:百年を生きる覚悟敬老日
鑑 賞:「百年を生きる覚悟」をなさった作者は素晴らしい。作者は何歳でしょうか?後期高齢者になった私は取り敢えず後5年は頑張りたいと思っています。サロンの仲間12人の中で90歳以上は3人です。
並 選:4・7・12・54・36・46・48・49・51

若西 花菜選
特選:3:遮断機の竿の先まで残暑かな
理由:今年はとんでもない暑さの夏でした。北海道はあっという間に秋風ですが本州の気温を聞くたびに大変だなと思うばかりでした。この異常気象今年だけで終わることを願いつつ、この句に、すべてのものが燃え立つような残暑の雰囲気を感じました。
並選:2・12・16・53・37・46・50・52・55

佐川 富子選
特選:23:人生の黄昏楽しく秋の旅
鑑賞:こんな風に自分の生き方を積極的に持っていけるなんて素敵だなと思いました。これからも、いっぱいいろんな旅を楽しんで行けますことを。
並選:3.7.15.22.28.30.51.52.56

村岡 雅選
特 選:3:遮断機の竿の先まで残暑かな
鑑 賞:「遮断機の竿の先まで」という感覚に心を動かされ、特選句とさせていただきました。
並 選:12/15/20/24/28/32/36/40/50

江梅さん入院のため選句できず。
雅さん地震のため体調を壊し電話で選句をいただきました。

梶 鴻風選
3:遮断機の竿の先まで残暑かな:岩渕 純子:○利久○花菜・富子・鴻風
4:岬鼻馬の匂ひの残暑かな(都井岬):林 江梅:・千枝・○鴻風
8:就活の心の萎える残暑かな:谷口 千枝:明俊・清月・トシエ・鴻風
17:噺家と生の握手や虫の声:持田 清月:・トシエ・鴻風
19:百年を生ききる覚悟敬老日:若西 花菜:○千枝・明俊・利久・清月・鴻風
25:鬼やんま下品下生のこの世翔け:梶  鴻風:
39:絵日記にデイズニーパレード夏休み:石破 利久:明俊・鴻風
>写真の中に創意を求めるのが一般的。それを絵日記に持って行ったのはさすがである。
42:デジカメを買ひ花野の中を駆け巡る:太田 紀子:・鴻風
45:いつせいに合奏をする秋桜:佐川 富子:・沙智・鴻風
46:消息の途絶えし友や赤まんま:村岡 雅:・紀子・清月・千枝・花菜・鴻風
47:女郎花良く揺れ蝶も止まりかね:斜木 美秋:明俊・鴻風
50:恙なき暮しや旨まし冷奴:片山 明俊:○沙智・利久・紀子・花菜・鴻風
>「つつがなき」とは本来の意味は「息災」だ。冷や奴を食べ残暑を息災なく乗り越えたい。
53:磯釣りの親子の影濃し残暑かな:佐藤トシエ;○美秋・紀子 ・沙智・花菜○鴻風


総合成績:
一 席:岩淵 純子:17点
二 席:石破 利久:15点 
二 席:山口 沙智:15点
二 席:佐藤トシエ:15点
三 席:片山 明俊:13点

作品成績
一 席:3:遮断機の竿の先まで残暑かな:岩渕 純子:8点(特3並2)
一 席:53:磯釣りの親子の影濃し残暑かな:佐藤トシエ;8点(特2並4)
一 席:50:恙なき暮しや旨まし冷奴:片山 明俊:8点(特1並6)
二 席:19:百年を生ききる覚悟敬老日:若西 花菜:7点(特1並5)

梶 鴻風選
3:遮断機の竿の先まで残暑かな:岩渕 純子:
>「残暑」を「遮断機の竿の先まで」と捉えた感覚は素晴らしい。東京の私鉄の感覚だ。
4:岬鼻馬の匂ひの残暑かな(都井岬):林 江梅:○鴻風
>半島の先端を岬というか鼻と呼ぶかは古い歴史がある。都井岬は「岬」。長崎鼻は「鼻」であるが一般的に、半島の先端の最先端を「岬鼻」と呼ぶ。岬の先端まで馬の匂いなのだ。
8:就活の心の萎える残暑かな:谷口 千枝:
>この句の上五「終活」は「終活」ではと思われた。お嬢さんの事なのだと思った。
17:噺家と生の握手や虫の声:持田 清月:
>41の「若演者」がわからなかった。それから見たら噺家と握手を出来た喜びが素直です。
19:百年を生ききる覚悟敬老日:若西 花菜:
>人間は120年は生きられるとなにかの本で読んだ事がある。それも覚悟が必要なのだ。
25:鬼やんま下品下生のこの世翔け:梶  鴻風:
>極楽世界に往生するものは上中下に三区分されさらに三区分されるという。
39:絵日記にデイズニーパレード夏休み:石破 利久:
>写真の中に創意を求めるのが一般的。それを絵日記に持って行ったのはさすがである。
42:デジカメを買ひ花野の中を駆け巡る:太田 紀子:
>この句も特選にしたいとも思った。カメラを買った人の喜びが十全に出ている句である。
45:いつせいに合奏をする秋桜:佐川 富子:
>コスモスの風に揺れる様子を合奏と捉えたのは感覚がよい。合奏よりは合唱かも。
46:消息の途絶えし友や赤まんま:村岡 雅:
>何時の間にか音信の途絶えた友人はいる。気になるが自分から連絡をとろうとはしない。
47:女郎花良く揺れ蝶も止まりかね:斜木 美秋:
>北海道での盆花。盆のお花に使うために植えている。風に揺れる花には蝶も止まれない。
50:恙なき暮しや旨まし冷奴:片山 明俊:
>「つつがなき」とは本来の意味は「息災」だ。冷や奴を食べ残暑を息災なく乗り越えたい。
53:磯釣りの親子の影濃し残暑かな:佐藤トシエ;○鴻風
>島の岸壁で釣りをする親子の影。朝の太陽に照らされ影が濃く伸び出している。良い光景である。鴻にも男の子が二人いるが、子供と釣りに出かけた思い出はない。登山はしたが。

総合成績:
一 席:岩淵 純子:17点
二 席:石破 利久:15点 
二 席:山口 沙智:15点
二 席:佐藤トシエ:15点
三 席:片山 明俊:13点

作品成績
一 席:3:遮断機の竿の先まで残暑かな:岩渕 純子:8点(特3並2)
一 席:53:磯釣りの親子の影濃し残暑かな:佐藤トシエ;8点(特2並4)
一 席:50:恙なき暮しや旨まし冷奴:片山 明俊:8点(特1並6)
二 席:19:百年を生ききる覚悟敬老日:若西 花菜:7点(特1並5)

梶 鴻風選
3:遮断機の竿の先まで残暑かな:岩渕 純子:
>「残暑」を「遮断機の竿の先まで」と捉えた感覚は素晴らしい。東京の私鉄の感覚だ。
4:岬鼻馬の匂ひの残暑かな(都井岬):林 江梅:○鴻風
>半島の先端を岬というか鼻と呼ぶかは古い歴史がある。都井岬は「岬」。長崎鼻は「鼻」であるが一般的に、半島の先端の最先端を「岬鼻」と呼ぶ。岬の先端まで馬の匂いなのだ。
8:就活の心の萎える残暑かな:谷口 千枝:
>この句の上五「終活」は「終活」ではと思われた。お嬢さんの事なのだと思った。
17:噺家と生の握手や虫の声:持田 清月:
>41の「若演者」がわからなかった。それから見たら噺家と握手を出来た喜びが素直です。
19:百年を生ききる覚悟敬老日:若西 花菜:
>人間は120年は生きられるとなにかの本で読んだ事がある。それも覚悟が必要なのだ。
25:鬼やんま下品下生のこの世翔け:梶  鴻風:
>極楽世界に往生するものは上中下に三区分されさらに三区分されるという。
39:絵日記にデイズニーパレード夏休み:石破 利久:
>写真の中に創意を求めるのが一般的。それを絵日記に持って行ったのはさすがである。
42:デジカメを買ひ花野の中を駆け巡る:太田 紀子:
>この句も特選にしたいとも思った。カメラを買った人の喜びが十全に出ている句である。
45:いつせいに合奏をする秋桜:佐川 富子:
>コスモスの風に揺れる様子を合奏と捉えたのは感覚がよい。合奏よりは合唱かも。
46:消息の途絶えし友や赤まんま:村岡 雅:
>何時の間にか音信の途絶えた友人はいる。気になるが自分から連絡をとろうとはしない。
47:女郎花良く揺れ蝶も止まりかね:斜木 美秋:
>北海道での盆花。盆のお花に使うために植えている。風に揺れる花には蝶も止まれない。
50:恙なき暮しや旨まし冷奴:片山 明俊:
>「つつがなき」とは本来の意味は「息災」だ。冷や奴を食べ残暑を息災なく乗り越えたい。
53:磯釣りの親子の影濃し残暑かな:佐藤トシエ;○鴻風
>島の岸壁で釣りをする親子の影。朝の太陽に照らされ影が濃く伸び出している。良い光景である。鴻にも男の子が二人いるが、子供と釣りに出かけた思い出はない。登山はしたが。

総合成績:
一 席:岩淵 純子:17点
二 席:石破 利久:15点 
二 席:山口 沙智:15点
二 席:佐藤トシエ:15点
三 席:片山 明俊:13点

作品成績
一 席:3:遮断機の竿の先まで残暑かな:岩渕 純子:8点(特3並2)
一 席:53:磯釣りの親子の影濃し残暑かな:佐藤トシエ;8点(特2並4)
一 席:50:恙なき暮しや旨まし冷奴:片山 明俊:8点(特1並6)
二 席:19:百年を生ききる覚悟敬老日:若西 花菜:7点(特1並5)

梶 鴻風選
3:遮断機の竿の先まで残暑かな:岩渕 純子:
>「残暑」を「遮断機の竿の先まで」と捉えた感覚は素晴らしい。東京の私鉄の感覚だ。
4:岬鼻馬の匂ひの残暑かな(都井岬):林 江梅:○鴻風
>半島の先端を岬というか鼻と呼ぶかは古い歴史がある。都井岬は「岬」。長崎鼻は「鼻」であるが一般的に、半島の先端の最先端を「岬鼻」と呼ぶ。岬の先端まで馬の匂いなのだ。
8:就活の心の萎える残暑かな:谷口 千枝:
>この句の上五「終活」は「終活」ではと思われた。お嬢さんの事なのだと思った。
17:噺家と生の握手や虫の声:持田 清月:
>41の「若演者」がわからなかった。それから見たら噺家と握手を出来た喜びが素直です。
19:百年を生ききる覚悟敬老日:若西 花菜:
>人間は120年は生きられるとなにかの本で読んだ事がある。それも覚悟が必要なのだ。
25:鬼やんま下品下生のこの世翔け:梶  鴻風:
>極楽世界に往生するものは上中下に三区分されさらに三区分されるという。
39:絵日記にデイズニーパレード夏休み:石破 利久:
>写真の中に創意を求めるのが一般的。それを絵日記に持って行ったのはさすがである。
42:デジカメを買ひ花野の中を駆け巡る:太田 紀子:
>この句も特選にしたいとも思った。カメラを買った人の喜びが十全に出ている句である。
45:いつせいに合奏をする秋桜:佐川 富子:
>コスモスの風に揺れる様子を合奏と捉えたのは感覚がよい。合奏よりは合唱かも。
46:消息の途絶えし友や赤まんま:村岡 雅:
>何時の間にか音信の途絶えた友人はいる。気になるが自分から連絡をとろうとはしない。
47:女郎花良く揺れ蝶も止まりかね:斜木 美秋:
>北海道での盆花。盆のお花に使うために植えている。風に揺れる花には蝶も止まれない。
50:恙なき暮しや旨まし冷奴:片山 明俊:
>「つつがなき」とは本来の意味は「息災」だ。冷や奴を食べ残暑を息災なく乗り越えたい。
53:磯釣りの親子の影濃し残暑かな:佐藤トシエ;○鴻風
>島の岸壁で釣りをする親子の影。朝の太陽に照らされ影が濃く伸び出している。良い光景である。鴻にも男の子が二人いるが、子供と釣りに出かけた思い出はない。登山はしたが。




  18年 鴻風俳句教室八月句会成績
Date: 2018-08-06 (Mon)
 18年 鴻風俳句教室八月句会

1:老ひてなほ希ふことあり星祭:片山 明彦:○純○紀○花・貴陽・利久・富子・清月/10
2:七夕や右肩上がりの願ひ事:持田 清月:/0
3:短冊の幼い文字や星祭:岩淵 純子:・貴陽・花菜・千枝・明俊・利久・雅・清月/7
4:西陣や七夕竹の触れる露地:石破 利久:○鴻・江・純・紀・明・弘・雅・トシ/9
5:星祭午前零時の列車待つ:池窪 弘務:鴻風 ・富子/2
6:七夕に家族のことのみ妣願ひ:太田 紀子: ・トシエ/1
7:星祭り五弁の花を探す庭:佐川 富子:/0
8:白檀を薫く金の香炉や星祭:梶 鴻風:・貴陽・トシエ/2
9:遠き日の白馬の王子銀河濃し:谷口 千枝:/0
10:孫想ひ未来に託す星まつり:森 貴陽:・沙智・美秋/2
11:七夕や子らの未来へ宇宙船:佐藤トシエ:・美秋/1
12:二星光る仰ぎて祈る願ひ事:山口 沙智:・千枝/1  
13:星まつり縁側我が家の涼み台:村岡  雅:・江梅・沙智・清月・鴻風/4
14:七夕の君焦れつも吾老ひぬ:若西 花菜:○美秋・純子/3
15:仙台の七夕祭り夢で見る:斜木 美秋:/0
16:星まつり世界平和とのみ記(しる)す:林 江梅:○千枝○雅・弘務・鴻風・花菜/7

17:天界へ祈りを捧ぐ大花火:片山 明彦:・江梅・純子・利久・清月/4
18:熱帯夜天井の染み人顔に:持田 清月:・千枝・鴻風/2
19:リュウグウへ天の川越へはやぶさ2(TWO):岩淵 純子:・沙智/1
20:江戸前の鱚の天ぷら杉の箸:石破 利久:○明俊・貴陽・紀子・富子・弘務・美秋/7
21:昼の月ぽつかり空いた天の穴:池窪 弘務:・トシエ/1
22:指先より天道虫の空目指す:太田 紀子:・富子・弘務・雅/3
23:天井を見詰める一人夏の風邪:佐川 富子:・紀子・利久・美秋・清月/4
24:天金の蔵書を曝す窓全開:梶 鴻風:・江梅・明俊・トシエ/3
25:天上の夫のこゑ聴く忍草:谷口 千枝:・雅・花菜/2
26:炎天に球児ら助く者はなし:森 貴陽:/0
27:夕暮れに天使の梯子夏の海:佐藤トシエ:・富子/1
28:異常気象天気予報は暑い夏:山口 沙智:/0  
29:天漢を仰ぎて宇宙の旅の夢:村岡  雅:・江梅・純子・利久・沙智・花菜/5
30:みこし連掛け声高く炎天下:若西 花菜:・貴陽・紀子・千枝・明俊/4
31:炎天下高校球児集ひけり:斜木 美秋:・沙智/1
32:炎天や虚実に生きて八十路過ぐ:林 江梅:○弘務/2

33:奉安殿ありし校庭蝉しぐれ:片山 明彦:○江・千・利・弘務・雅・清月・鴻風/8
34:列島をゆつくり西へ夏台風:持田 清月:・千枝/1
35:赤蜻蛉何処で降りよう無人駅:岩淵 純子:・明俊・利久・富子・鴻風/4
36:行幸に選ばる利尻花野原:石破 利久:○トシエ・千枝・明俊・富子・沙智・清月/7
37:初蟬や豪雨の土地に思ひ馳せ:池窪 弘務:・江梅・雅/2
38:海の家母と子供とソーダ水:太田 紀子:/0
39:冷奴出番の来ないフライパン:佐川 富子:/0
40:業平の都忘れの花そよぐ:梶 鴻風:/0
41:家計図は尻りきれ蜻蛉つくつくし:谷口 千枝:・トシエ/1
42:恋海月波打ち際の断末魔:森 貴陽:/0
43:双子かな紅の浴衣に蝶結び:佐藤トシエ:・弘務・沙智/2
44:向日葵迷路熱射の中の迷い道:山口 沙智:・純子・鴻風/2  
45:ズッキニー次次採れて夏料理:村岡  雅:・純子・沙智・清月/3
46:二人居て黙して聞くや雷の音:若西 花菜:/0
47:艶やかさ競い咲きたる鹿の子百合:斜木 美秋:・江梅・貴陽・紀子/3
48:向日葵を活けて元気を貰ひけり:林 江梅:・貴・利久・富子・弘務・美秋/5

49:炎帝や女神潜める甲子園:片山 明彦:○利久・純子・貴陽・千枝・美秋/6/28
50:夏深し四十一度を超ゆ気温:持田 清月:/0/4
51:どの道も海へと続く島残暑:岩淵 純子:・紀・利・富・雅・清月・花菜/6/18
52:帆船の舫ふ港や揚花火:石破 利久:・江梅・紀子・千枝・美秋/4/27
53:蜻蛉釣一人二人と友増ゆる:池窪 弘務:/0/5
54:百日紅村には媼ばかりなり:太田 紀子:○貴陽○清○鴻・純・明俊・花菜/9/13
55:「出かける」とメモの重しに茄子置いて:佐川 富子:○沙・純・明・弘・トシ・花菜・鴻風/8/12
56:知床の白夜の隅に鳥眠る:梶 鴻風:・貴陽・紀子・明俊・弘務・トシエ・美秋/6/11
57:遠ざかる戦中戦後豆叩く:谷口 千枝:・紀子・雅・トシエ・鴻風/4/7
58:そうめんにもみじ葉を添え星三つ:森 貴陽:○富子・花菜・鴻風/4/6
59:カフェテラスにそよ風を呼ぶ夏料理:佐藤トシエ:・雅・鴻風/2/6
60:馬鈴薯の茎枯果てて掘り初め:山口 沙智:/0/3  
61:秋の色人に恵まれ米寿かな:村岡 雅:/0/12
62:サヨナラは野の風に捨て七月尽:若西 花菜:・鴻風/1/8
63:異常てふ酷暑続きに家籠り:斜木 美秋:・江梅・沙智・花菜・鴻風/4/8
64:病葉や加齢の恙と思へども:林 江梅:・美秋/1/15


>皆さんの選句と鑑賞文
林  江梅選
特 選:33:奉安殿ありし校庭蝉しぐれ
理 由:吾が町の尋常小学校(現在は合併し校庭に碑が建)の校庭にも奉安殿がありポプラの大樹が聳え、お転婆娘の私も前を通る時必ず最敬礼をしていたことなど、懐かしく脳裏に浮びました。
校庭の周りには桜もたくさんあり夏ともなれは蝉が競って鳴き楽しかった故郷が恋しくなりました。
並選 4・13・17・24・29・37・47・52・63

岩渕 純子選
特 選:1:老ひてなお希ふことあり星祭
理 由:七夕は小さい子供がいればどこの家庭でも願い事を色とりどりの短冊に
書いて竹に結ぶ。誰もが懐かしく思い出す行事である。年齢に応じて願い事はあるはずだが大人になると短冊には書かないで密かに心の中に留めておく。まして年をとってくるとさらに胸の奥に潜めてしまう。その年で?と言われたくないから。でも、誰にでも、「天国にいくまえにこれだけは。」と思う願いがひとつやふたつあるはずだ。わたしにだって。さあ、願うことは実現しましょう!
並選:4,14,17,29,44,45,49,54,55

森 貴陽選
特 撰:54:百日紅村には媼ばかりなり
鑑 賞:百日紅の咲く街や里で穏やかに暮らす女性たちが不安がありつつも穏やかに暮らしている様子に優しい気持ちになります。同じ様にわたしたちの美しい国のどこかの山や平野や海の里では今頃、あちこちで百日紅が赤く咲き誇っているのだろうなぁと思います。過疎化に何かよき方向のありますことを願うばかりです。
並 選:1.3.8.20.30.47.48.49.54.56

太田 紀子選
特選:1:老ひてなほ希ふことあり星祭
特選理由:いくつになっても、人は願いをもっているのですね。あきらめて穏やかになることはありません。私自身お心をよく表している句ですので、いただきました。
並選:4.20.23.30.47.51.52.56.57.



若西 花菜選
特 選:1:老いてなお願うことあり星祭
理 由:老いるのは何歳かな?各々の感じ方?自分はまだまだと思っていても他から見ると老い真っ最中かもしれない、など思いながらいつまでも願い事はあると頷き特選にいただきました。
並 選:3・16・25・29・51・54・55・58・63

谷口 千枝選
特選:16:星まつり世界平和とのみ記(しる)す
鑑賞:「星まつり」七夕には数々の思い出がある。「世界平和とのみ記す」私も同じ気持ちです。
並選:3・12・18・30・33・34・36・49・52

片山 明俊選
特 選:20:江戸前の鱚の天ぷら杉の箸
鑑 賞:兼題の「天」からの発想した《天ぷら》は妙・・・東京湾で釣り上げられた白鱚の天ぷらは上品
美味、添えられた杉の箸の香りもいいですね。言葉に無駄のない句です。
並 選:3/4/24/30/35/36/54/55/56

石破 利久選
特 選:49:炎帝や女神潜める甲子園
鑑 賞:夏の風物詩・・・甲子園での高校野球選手権大会を詠まれた句であろう。筋書きのない       ドラマは野球の魅力・・・・今年も炎帝を制し女神がどんな技を仕掛けて来るのかハラドキドキの熱戦が期待される句である。
並 選:1/3/17/23/29/33/35/48/51

佐川 富子選
特 選:58:そうめんにもみじ葉を添え星三つ
鑑 賞:いつものそうめんにもみじ葉を添えるだけで星三つに。暑い夏がそうめんのもみじ葉でとても涼し気になったことでしょう。白のそうめんに緑の葉っぱが見えるようでした。美味しそう。
並 選:1.5.20.22.27.35.36.48.51




池窪 弘務選
特 選:32:炎天や虚実に生きて八十路過ぐ
鑑 賞:兼題に素晴らしい句が揃った気がします。「七夕竹」も「鱚の天ぷら」も「天道虫」も素晴らしい。迷いに迷ったあげく、一番共感できる句を選びました。「虚実」が生
きることの実体。振り返ると、どれが虚で、どれが実であったか混沌としてきます。
しかし誰のものでもない自分の人生があった。季語の「炎天」と呼応して直に心に響
きました。
並 選:4・16・20・22・33・43・48・55・56

村岡 雅選
特 選:16: 星まつり世界平和とのみ記す
理 由:素敵な句は 沢山ありましたが、16番の句は私が今一番願っていることを       詠まれています。この句にあるように世界平和ということです。作者は「世界平和とのみ記す」と強く言い切っています。ほかには何もない。強い意志で星に天に世界中に世界平和をと願う姿が感じられて、感動しましたので、特選に頂きました。
並 選:3:4:22:25:33:37:51:57:59

佐藤トシエ選
特 選:36:行幸に選ばる利尻花野原
鑑 賞:4日は素晴らしい青空と秀峰利尻富士、穏やかな海原、花たちが一段と輝きを見せ、両陛下をお迎えすることができました。一度は東日本大震災で中止となった利尻への行幸啓。島民はもうご訪問はないものと思っていましたが、退位を前に最北端の利尻を選んで戴けたことに皆感動致しました。こうして利尻の事を綺麗な句に詠んでいただき、嬉しい一句で頂きました。
並 選:4・6・8・21・24・41・55・56・57

山口 沙智選
特 選:55:「出かける」とメモの重しに茄子置いて:
鑑 賞:少々茶目っ気のあるご主人が、取れたてピカピカの茄子を重しに置いてお出かけになったのですね。掲句を拝見してフッと笑ってしまいました。歳を重ねると会話が少なくなる夫婦ですが時々笑い合う行動が良いと思いました。素敵なご夫婦ですね。
並 選:10/13/19/29/31/36/43/45/63


斜木 美秋選
特 選:14:七夕の君焦れつも吾老ひぬ
鑑 賞:七夕に恋せし君へ恋い焦がれながら自分は老いてしまった。何ともロマンチックな人生味の在る一句。老いて尚持ち続ける情熱の伝わる一句と思います。
並 選:10.11.20.23.48.49.52.56.64

持田 清月選
特 選:54:百日紅村には媼ばかりなり
特選:高齢になっても女性の目は外に向き、男性の目はますます内に向いてしまいがちである。かつ平均寿命は女性の方が長く、積極性も女性の方があり、男は家に隠りがちである。そんな日本を読まれたように思いました。
並 選:1:3:13:17:23:33:36:45:51



梶 鴻風選 一行鑑賞
 鴻の選句は皆さんから出された4句の中なら、最もできていると思われる句をここに持ってきました。この中から特選を二句決めさせていただきます。

4:西陣や七夕竹の触れる露地:石破 利久:○鴻風
 京都には「西陣」と言う地名はない。「西陣小学校」など西陣が着くのは「西陣織」の発祥地だからか。女性俳友と「考古資料館」を中心に歩いたのも懐かしい。

5:星祭午前零時の列車待つ:池窪 弘務:
 斬新な感覚の句である。午前零時発の列車は松本零士の描いた「銀河鉄道999」であろうか。2221年が舞台であり、203年後には銀河に行けるだろうか。

13:星まつり縁側我が家の涼み台:村岡 雅:
 本州の家には縁側があるのが一般的で、雨戸を閉めながら今日も一日終わったと思ったものだ。北海道には縁側がないといったら、我が家にはあるんですと雅さん。

16:星まつり世界平和とのみ記(しる)す:林 江梅:
 「記(しる)す」のルビは付けない方が良かったですね。それはそれとして「世界平和」とだけ、七夕をまつる竹に吊るし祈る江梅さんの姿を尊く思います。


18:熱帯夜天井の染み人顔に:持田 清月:
 熱帯夜で眠りに入る事が出来ない。せんかたもないままに天井を眺めると節穴が目に見えたり、口に見えたりしてくる。あれは誰、あそこは誰と見るのも良いのでは。

33:奉安殿ありし校庭蝉しぐれ:片山 明彦:
 戦後、「奉安殿」は取り払われたが、奉安殿の歴史は古く明治時代から戦後まで続いた。中には、天皇陛下、皇后様のご真影や教育勅語が納められてあった。

35:赤蜻蛉何処で降りよう無人駅:岩淵 純子:
  口語的な発想の句。だがさわやかな感じを与えてくれる。先日も小渕沢が始発の小海線のことを教室で書かれていたが、無人駅が多い事だろうと思う。楽しい。

40:業平の都忘れの花そよぐ:梶 鴻風

44:向日葵迷路熱射の中の迷い道:山口 沙智:
 「迷い」は「迷ひ」だが、それはそれとして、北海道の雨竜町に150万本咲く巨大なひまわり畑がある、その中の迷路であろうか。熱射の中の迷路。焼けるようだ。

54:百日紅村には媼ばかりなり:太田 紀子:○鴻風
 50年前には20代30代の若い女性だったはずが、今では70代80代の媼ばかりとなってしまった。嘆いていてはいけない。50年前の自分に戻ればいいのだ。

55:「出かける」とメモの重しに茄子置いて:佐川 富子:
 この句を読んだとき富子さんが出かけるのか、ご主人が出かけるのか、そんな事を思いながら読んでいた。連句第三句めの、序句を思い楽しくさせてくれた。

57:遠ざかる戦中戦後豆叩く:谷口 千枝:
 戦中戦後の物の無い時代を千枝さんも体験なさっておられる。それでも叩く豆があると言う事は最高の幸せである。煮豆を作るにも砂糖などは無かった時代である。

58:そうめんにもみじ葉を添え星三つ:森 貴陽:
 「そうめん」は「索麺」と書き、旧かなでは「さうめん」。上五、中七は大変良いのだが、下五の「星三つ」は自画自賛なのだろうが、どうせなら「星五つ」では。


59:カフェテラスにそよ風を呼ぶ夏料理:佐藤トシエ
 洒落た句である。利尻にこんな洒落たお店があったかな、などと思っている。利尻だとしたら夏料理は「うに丼」か、それとも、𩸽のちゃんちゃん焼きだろうか。

62:サヨナラは野の風に捨て七月尽:若西 花菜:
 洒落た俳句である。「サヨナラは野の風に捨て」という上五、中七は実に若々しい。特選に推したい気持ちであった。七月に別れるのはこんな感覚なのだ。

63:異常てふ酷暑続きに家籠り:斜木 美秋:
 今年の天気も異常だが、年々暑くなり、数年後には夏の気温が40度を超すようになるという予報者もいる。鴻は中国の南京大橋で42度を体験した。


総合成績:
一 席:片山 明俊:28点
二 席:石破 利久:27点 
三 席:岩淵 純子:18点
次 席:太田 紀子:13点

作品成績
一 席:1:老ひてなほ希ふことあり星祭:片山 明彦:10点(特3並4)
二 席:4:西陣や七夕竹の触れる露地:石破 利久:9点(特1並7)
三 席:33:奉安殿ありし校庭蝉しぐれ:片山 明彦:8点(特1並6)
三 席:55:「出かける」とメモの重しに茄子置いて:佐川 富子:8点(特1並6)


  18年 鴻風俳句教室八月句会
Date: 2018-08-03 (Fri)
18年 鴻風俳句教室八月句会

1 老ひてなほ希ふことあり星祭
2 七夕や右肩上がりの願ひ事
3 短冊の幼い文字や星祭
4 西陣や七夕竹の触れる露地
5 星祭午前零時の列車待つ
6 七夕に家族のことのみ妣願ひ
7 星祭り五弁の花を探す庭
8 白檀を薫く金の香炉や星祭
9 遠き日の白馬の王子銀河濃し
10 孫想ひ未来に託す星まつり 
11 七夕や子らの未来へ宇宙船
12 二星光る仰ぎて祈る願ひ事
13 星まつり縁側我が家の涼み台
14 七夕の君焦れつも吾老ひぬ
15 仙台の七夕祭り夢で見る
16 星まつり世界平和とのみ記(しる)す
17 天界へ祈りを捧ぐ大花火
18 熱帯夜天井の染み人顔に
19 リュウグウへ天の川越へはやぶさ2(TWO)
20 江戸前の鱚の天ぷら杉の箸
21 昼の月ぽつかり空いた天の穴
22 指先より天道虫の空目指す
23 天井を見詰める一人夏の風邪
24 天金の蔵書を曝す窓全開
25 天上の夫のこゑ聴く忍草
26 炎天に球児ら助く者はなし
27 夕暮れに天使の梯子夏の海
28 異常気象天気予報は暑い夏
29 天漢を仰ぎて宇宙の旅の夢
30 みこし連掛け声高く炎天下
31 炎天下高校球児集ひけり
32 炎天や虚実に生きて八十路過ぐ
 
>1〜32まで「兼題」で、5句選。

33 奉安殿ありし校庭蝉しぐれ
34 列島をゆつくり西へ夏台風
35 赤蜻蛉何処で降りよう無人駅
36 行幸に選ばる利尻花野原
37 初蟬や豪雨の土地に思ひ馳せ
38 海の家母と子供とソーダ水
39 冷奴出番の来ないフライパン
40 業平の都忘れの花そよぐ
41 家計図は尻りきれ蜻蛉つくつくし
42 恋海月波打ち際の断末魔
43 双子かな紅の浴衣に蝶結び
44 向日葵迷路熱射の中の迷い道
45 ズッキニー次次採れて夏料理
46 二人居て黙して聞くや雷の音
47 艶やかさ競い咲きたる鹿の子百合
48 向日葵を活けて元気を貰いけり
49 炎帝や女神潜める甲子園
50 夏深し四十一度を超ゆ気温
51 どの道も海へと続く島残暑
52 帆船の舫ふ港や揚花火
53 蜻蛉釣一人二人と友増ゆる
54 百日紅村には媼ばかりなり
55 「出かける」とメモの重しに茄子置いて
56 知床の白夜の隅に鳥眠る
57 遠ざかる戦中戦後豆叩く
58 そうめんにもみじ葉を添え星三つ
59 カフェテラスにそよ風を呼ぶ夏料理
60 馬鈴薯の茎枯果てて掘り初め
61 秋の色人に恵まれ米寿かな
62 サヨナラは野の風に捨て七月尽
63 異常てふ酷暑続きに家籠り
64 病葉や加齢の恙と思へども
 
>33〜64まで「自由題」で、5句選。

 都合10句から、一句特選でお願いします。

書き方:例
 梶 鴻風選
特選句:1:老ひてなほ希ふことあり星祭
理 由:200〜300字程度で、
並選句:数字だけ。9つあるか点検してください。
 

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