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1ページ目に最新〜7件の新着情報、2ページ目に過去8件〜60件の新着情報が記載されます。



  句写美17年12月句会成績
Date: 2017-12-09 (Sat)
17年「句写美俳句会」12月号

1- 腰痛み眠られぬ夜の師走風-梶 鴻風:・美・1
2-老いなりに片付け多き師走かな-片山明俊:○利久・江・3
3-人名簿また一人消す師走かな-林 江梅:○紀子○美秋・明・利・6
4-つま先のつつつっと急ぐ師走入り-岩淵純子:○花菜・2
5-閉店の張り紙一枚師走尽-若西花菜:純・豊・ト・千・4
6-一人居の旅にありける師走の日-太田紀子:0
7-パンダの仔公開を待つ街師走-石破利久:○明俊○千枝・富・清・6
8-良い事も悪い事も過ぎ師走来る-佐川富子:0
9-孫二人必死の猛勉師走なり-山口沙智:・鴻・1
10-せわしない師走も今や過ぎし夢-小森豊水:0
11-町師走何時もの顔の三次会-持田清月:江・1
12-早や師走あれもこれもと気忙い-斜木美秋・0
13-一人居の師走の予定書き足せり-谷口千枝:江・豊・ト・沙・4
14-放映の忠臣蔵や師走くる-佐藤トシエ:紀・明・2

15-老い一人眠れぬ夜の虎落笛-林 江梅:・花・沙-・鴻・3
16-一回も出来ぬ数独冬の夜-岩淵純子:・富・花・清・3
17-雪の夜の帳切り裂く救急車-若西花菜:純・豊・明・清・利・千・6
18-木枯らしを連れて帰りし夜の部屋-太田紀子:○鴻風・純・富・ト・沙・6
19-夜嵐の抜けし山寺落葉積む-石破利久:紀・明・ト・3
20-湯豆腐や今夜は独り冷酒飲む-佐川富子:・千・沙・鴻・3
21-結露する窓拭き終えて夜を迎ふ-山口沙智:0
22-まだ夜と二度寝したり冬の朝-小森豊水:・花・美・2
23-盛り塩のひと隅欠ける霜夜かな-持田清月:○冨子・紀・豊・利・美・6
24-赤提灯暖簾をくぐる寒夜かな-斜木美秋:○トシエ・江・沙・4
25-有り余る夜の時間やちゃんちゃんこ-谷口千枝:純・清・2
26-夜なべする母の手に遊び毛糸玉-佐藤トシエ:・豊・1
27-片付かぬ書斎へ師走の夜来たり-梶 鴻風:○紅梅○清月・富・花・千・7
28-冴えわたる港の夜景摩耶山上-片山明俊:純・紀・利・鴻・美・5

29-漂泊の旅に憧れ蕉翁忌-梶 鴻風:江・明・沙・3
30-庭隅に和む灯火石蕗の花-片山明俊:江・豊・利・美・4
31-枯野行く半時おきに来る電車-林 江梅:・千・1
32温め酒秘密はヒミツ聞かないで:岩淵純子:・千・清・鴻・3
33-車椅子軽き音する師走かな-若西花菜:・ト・1
34-落武者の墓の周りに散る紅葉(天王山)-太田紀子:・利・沙・・美・3
35-数へ日や漢方混じる持病薬-石破利久:純・1
36-マグカップの茶渋を磨く冬の空-佐川富子:0
37-母と同じ検査のベッドや十二月-山口沙智:・清・1
38-山茶花は早や咲き始め散りはじめ-小森豊水:○純子・美・3
39-手袋の覗けるトートバッグかな-持田清月:・豊・富・ト・3
40-土産にと団栗拾い供へけり-斜木美秋:・豊・花・鴻・3
41-返礼のカタログめくり年用意-谷口千枝:紀・明・2
42-雪しまく今日も欠航定期便-佐藤トシエ:純・富・利・清・鴻・5

43-来し方の紆余曲折や年の暮-梶 鴻風:江・純・紀・ト・花・5・計16
44-忘年会目玉の景品宝くじ-片山明俊:・美・計13
45-山頭火も來しとふ寺の冬紅葉-林 江梅:・沙・1・計11
46-帰り花浮世の義理はこれまでと-岩淵純子:紀・千・2
・計10
47-陽だまりに止まり動かぬ冬の蠅-若西花菜:江・紀・豊・富・ト・清・鴻・7・計18
48-かめむしの躯貼りつく古暦-太田紀子:・利・花・清・3・計11
49ガス灯の火屋のゆらめき冬の暮-石破利久:・明・ト・鴻・3・計13
50-ストーブの暖を取り合ふ吾と猫-佐川富子:・花・1・計4
51-積雪の少なき町の住み易き-山口沙智:・富・1・計3
52-寒烏十三階の上で鳴く-小森豊水:○鴻風・千・3・計8
53-二次会は流れ解散十二月-持田清月:0・計10
54-遠山の紅葉眺めて田道行く-斜木美秋:純・明・利・3・計10
55-それぞれの終活予定年忘れ-谷口千枝:○沙智・江・明・鴻・美・6・計14
56-大根を漬けこむ手皺妣に似て-佐藤トシエ:○豊水・紀・富・花・千・沙・7・計15



白扇俳句会17年12月号

林 江梅選
特 撰:27:片付かぬ書斎へ師走の夜来たり
鑑 賞:散乱している書斎に入った夜、最早師走が来てしまったと、慌て整理を始める作者の様子がうかがへ、臨場感のある句として頂きました。
並 選:2・11・13・24・29・30・43・47・55

岩渕 純子選
特 選:38:山茶花は早咲き始め散り始め
鑑 賞:山茶花がもうそろそろ咲くかとたのしみにしているとやっと咲きました。でも、足元をみるともうちらほらと花びらが落ちています。句の咲き始め散り始めは言い得て妙。花の様子が目にうかびます。
並 選:5,17,18,25,28、35,42,43,54
    
太田 紀子選
特 選:3 :人名簿また一人消す師走かな
鑑 賞:今年も、喪中はがき多く来ます。人名簿ノン前を消しながら今までの人生を思い出している作者の姿が目に浮かびます。
並 線:14/19/23/28/41/42/46/47/56

小森 豊水選
特 選:56番:大根を漬けこむ手皺妣に似て
鑑 賞:漬けておられた頃のお母さんの歳に近づかれらのでしょうかね、
手皺に母を偲んでおられる風情が伝わってきました。
並 選:5・13・17・23・26・30・39・40・47

佐川 富子選
特 選:23:盛り塩のひと隅欠ける霜夜かな
観 賞:盛り塩をする習慣がないのですが、寒い霜の夜は形が欠けるのかなと美しい映像が見えるようでした。
並 選:7、16、18、27、39、42、47、51、56
片山 明俊選
特 選:7:パンダの仔公開を待つ街師走
鑑 賞:上野動物園のジャイアントパンダの仔シャンシャンの観覧申込みが始まり、    
当選者のみが19日からの一般公開に参加できると云う人気である。せわしない師走のほのぼのとした話題を巧く句にしている。  
並 選:3、14、17、19、29、41、49、54、55

石破 利久選
特 選:2:老いなりに片付け多き師走かな
鑑 賞:正に実感の句である。断捨離を急がねばと思いつつも実行の進まない現状を振返りつつ頂きました。タンスには古着の山、本箱から溢れ出た蔵書などなど・・・早く片付けたい。  
並 選:3、17、23、28、30、34、42、48、54

佐藤トシエ選
特 選:24:赤提灯暖簾をくぐる寒夜かな
鑑 賞:寒い夜は赤提灯を目にするだけで 心が温もります。さらに暖簾をくぐると、五感が満たされ、一日の疲れが癒やされるだろうと・・寒さ厳しい地に住む一人。赤提灯くぐたくなりました。
並 選:5・13・18・19・33・39・43・47・49

若西 花菜選
特選:4 つま先のつつつっと急ぐ師走入り
理由:若い時ほど師走の忙しさは感じないまでも、1年の終わりともなると済ませておきたいこともいろいろです。
師走の忙しい気持ちが「つつつ」という擬音に託されました。とても面白く新鮮に感じました。
並選:15・16・22・27・40・43・48・50・56  

谷口 千枝選
特 選:7:パンダの仔公開を待つ師走
鑑 賞:パンダの生まれた時から成長の様子をテレビで観ています。育児放棄をしないパンダの母親とパンダと成長していく仔パンダの様子が愛おしいです。仔パンダの公開を楽しみにしている気持ちが分かります。
並 選:5・17・20・27・31・32・46・52・56  

山口 沙智選
特 選:55:それぞれの終活予定年忘れ:
 先日近くの葬祭場から案内が来て「終活セミナ−」に行って来ました。「終活ノート」を戴いたので書き込んでみました。両親より長い年月を生きてきて、今も元気でおれることに感謝の日日です。笑って新しい年を迎えたいと思います。
並選:13,15,18,20,24,29,34,45,56,

持田 清月選
特選:27:片付かぬ書斎へ師走の夜来たり
特選理由:片付けようと思いながら、なかなか出来ずに暮れになってしまい、そのままやがて新年を迎えてしまう様子が見えてきます。
並選:7:16:17:25:32:37:42:47:48
以上宜しくお願い致します。持田清月

斜木 美秋選
特 選:3:人名簿また一人消す師走かな
鑑 賞:今年も又喪中葉書のシーズン・・ああ同窓の友あいつも逝ったか〜と知らせに胸の詰まる師走ですね。名簿に死亡と書き加えました。
並 選:1.12.23.28.30.34.38.44.55

梶  鴻風選
9-孫二人必死の猛勉師走なり-山口沙智:
 受験生はが二人もいるとなるとその気の使い方は大変であろう。賄いをしておられる。
15-老い一人眠れぬ夜の虎落笛-林 江梅:
 お気持ちは良く分かる。鴻も眠られないことが往々にしてある。風の音が気になる。
18-木枯らしを連れて帰りし夜の部屋-太田紀子:
創意はそんなに変化あるものでもないのだが、作意のすこぶるお上手な句であります。木枯らしを連れて帰る夜の部屋の寂しさはいっそう増幅されるのです。秀吟。
20-湯豆腐や今夜は独り冷酒飲む-佐川富子:
 電話をいただければ、ご相伴に行けけるのだが、それにしてもなんだか侘しいが。
28-冴えわたる港の夜景摩耶山上-片山明俊:
 愚息は自転車で西表島から利尻島まで歩いたが、一番美しいのが神戸の夜景だという。
32:温め酒秘密はヒミツ聞かないで:岩淵純子:
 人には他人に言えないヒミツの一つや二つはある。聞かないでと言われると聞きたい。
40-土産にと団栗拾い供へけり-斜木美秋:
 「供へ」と文語。から「拾ひ」です。団栗を供物とはなんと心優しい美秋さんだろう。 
42-雪しまく今日も欠航定期便-佐藤トシエ:
 「今日も」と言うからには昨日も、その前の日もということで欠航続きの島ぐらし。
47-陽だまりに止まり動かぬ冬の蠅-若西花菜:
 蠅がいるということは暖かな家なのでしょう。久しぶりの日が}差し込む北の街小樽。。
49-ガス灯の火屋のゆらめき冬の暮-石破利久:
 小樽も運河縁にはガス灯が青白い光を放つ。神戸にもガス灯があるのであろうか。
52-寒烏十三階の上で鳴く-小森豊水:◎
 正直言って秀吟に推そうか並選か迷った。13階建てのマンション。その上で鳴く鴉。当たり前といえばそれまでなのだが、この発想に惹かれるものがあり、秀吟とした。
55-それぞれの終活予定年忘れ-谷口千枝:
 ご主人がご逝去され一周忌が来ると教室で書かれてあった。それぞれとは誰なのか。

総合得点
一 席:18点:若西 花菜:
二 席:16点:梶  鴻風:
二 席:15点:佐藤トシエ:
三 席:14点:谷口 千枝:
次 席:13点:片山 明俊
次 席:13点:石破 利久:
作品成績
一 席:47-陽だまりに止まり動かぬ冬の蠅-若西花菜:江・紀・豊・富・ト・清・鴻・7
一 席:56-大根を漬けこむ手皺妣に似て-佐藤トシエ:○豊水・紀・富・花・千・沙・7
一 席:27-片付かぬ書斎へ師走の夜来たり-梶 鴻風:○紅梅○清月・富・花・千・7
二 席:3-人名簿また一人消す師走かな-林 江梅:○紀子○美秋・明・利・6
二 席:7-パンダの仔公開を待つ街師走-石破利久:○明俊○千枝・富・清・6
二 席:17-雪の夜の帳切り裂く救急車-若西花菜:純・豊・明・清・利・千・6
二 席:18-木枯らしを連れて帰りし夜の部屋-太田紀子:○鴻風・純・富・ト・沙・6
二 席:23-盛り塩のひと隅欠ける霜夜かな-持田清月:○冨子・紀・豊・利・美・6

 後から選句が届けられた方があり、追加している間にわからなくなった感じです。
どうぞご自分の点数が間違いないか再点検してください。





  句写美俳句会12月句会作品
Date: 2017-12-06 (Wed)
1 腰痛み眠られぬ夜の師走風
2 老いなりに片付け多き師走かな
3 人名簿また一人消す師走かな
4 つま先のつつつっと急ぐ師走入り
5 閉店の張り紙一枚師走尽
6 一人居の旅にありける師走の日
7 パンダの仔公開を待つ街師走
8 良い事も悪い事も過ぎ師走来る
9 孫二人必死の猛勉師走なり
10 せわしない師走も今や過ぎし夢
11 町師走何時もの顔の三次会
12 早や師走あれもこれもと気忙い
13 一人居の師走の予定書き足せり
14 放映の忠臣蔵や師走くる

15 老い一人眠れぬ夜の虎落笛
16 一回も出来ぬ数独冬の夜
17 雪の夜の帳切り裂く救急車
18 木枯らしを連れて帰りし夜の部屋
19 夜嵐の抜けし山寺落葉積む
20 湯豆腐や今夜は独り冷酒飲む
21 結露する窓拭き終えて夜を迎ふ
22 まだ夜と二度寝したり冬の朝
23 盛り塩のひと隅欠ける霜夜かな
24 赤提灯暖簾をくぐる寒夜かな
25 有り余る夜の時間やちゃんちゃんこ
26 夜なべする母の手に遊び毛糸玉
27 片付かぬ書斎へ師走の夜来たり
28 冴えわたる港の夜景摩耶山上
 1〜28番までで5句選お願いします。

29 漂泊の旅に憧れ蕉翁忌
30 庭隅に和む灯火石蕗の花
31 枯野行く半時おきに来る電車
32 温め酒秘密はヒミツ聞かないで
33 車椅子軽き音する師走かな
34 落武者の墓の周りに散る紅葉(天王山)
35 数へ日や漢方混じる持病薬
36 マグカップの茶渋を磨く冬の空
37 母と同じ検査のベッドや十二月
38 山茶花は早や咲き始め散りはじめ
39 手袋の覗けるトートバッグかな
40 土産にと団栗拾い供へけり
41 返礼のカタログめくり年用意
42 雪しまく今日も欠航定期便

43 来し方の紆余曲折や年の暮
44 忘年会目玉の景品宝くじ
45 山頭火も來しとふ寺の冬紅葉
46 帰り花浮世の義理はこれまでと
47 陽だまりに止まり動かぬ冬の蠅
48 かめむしの躯貼りつく古暦
49 ガス灯の火屋のゆらめき冬の暮
50 ストーブの暖を取り合ふ吾と猫
51 積雪の少なき町の住み易き
52 寒烏十三階の上で鳴く
53 二次会は流れ解散十二月
54 遠山の紅葉眺めて田道行く
55 それぞれの終活予定年忘れ
56 大根を漬けこむ手皺妣に似て
 29〜56番で5句選お願いします。

 選んだ10句の中で最も良い句を特選として、
 その句について、2〜300字程度で鑑賞文を
 お書きください。
 書き方は「句写美106号」をご覧ください。鴻風


  17年11月句写美俳句会選句
Date: 2017-11-07 (Tue)

17年11月句写美俳句会選句
1:富山への土産に頂く柿二つ:梶  鴻風:富子・1
2:柿たわわ街に出し子の便りなし:太田 紀子:○千枝○鴻風、富子、利久、豊水、清月・8
3:ならぬ年の大粒の柿ちと渋い: 山口 沙智:0
4:柿紅葉古窯に負けぬ色と艶:小森 豊水:沙智・1
5:澄み渡る朝の日差しや柿紅葉: 持田 清月:紀子、豊水、花菜、沙智・4
6:斑鳩の塔見ゆ里や柿日和:石破 利久:江梅、鴻風、紀子、明俊、花菜・5
7:到来の柿に達者な友想ふ:片山 明俊:江梅、利久、豊水、清月・4
8:山の辺の山鳩啼くや柿熟るる:林  江梅:豊水、花菜・2
9:柿たわわセピアの古都に色加はる:佐川 富子:,明俊・1
10:熟し柿たわわに稔る空青く:斜木 美秋:0
11:ぽったりの熟柿好きと母云いし:若西 花菜:鴻風、千枝・2

12:隧道を抜け真っ向の紅葉山:梶  鴻風:,明俊、花菜・2
13:散歩道杖に飛びつく露の玉:太田 紀子:江梅、利久、清月・3
14:道民が十一月の返事待つ(清宮君フアイターズへ):山口 沙智:,明俊、富子・2
15:黄落に黒き肌見せ欅道:小森 豊水:紀子、利久、美秋・3
16:新道と言う名の旧道残る虫:持田 清月:千枝・1
17:秋麗や北大ポプラの並木道:石破 利久:美秋、沙智・2、
18:拝聴の郷土史楽し芒道:片山 明俊:江梅、富子、利久、美秋、花菜・5
19:病む友に心を残し月の道:林 江梅:鴻風、紀子、明俊、沙智・4
20:道幅は車二台分山装ふ:佐川 富子:清月、千枝・2
21:柿の秋行く道空は青く澄み:斜木 美秋:清月・1
22:茨道に似て認知症零れ萩:若西 花菜:江梅・1、

23:平成の情死を知らず死人花:梶  鴻風:0
24:無沙汰せし友よりの文秋薔薇:太田 紀子:0
25:初雪にあわてふためくタイヤです:山口 沙智:美秋・1
26:風無くも朴の葉散る音秋の暮:小森 豊水:○紀子、富子・3、
27:箒目に猫の足跡冬近し:持田 清月:○富子、江梅、鴻風、紀子、利久、豊水、千枝、花菜・9
28:散策の小路にのぞく石蕗の花:石破 利久:江梅、明俊、美秋・5
29:夕日浴ぶ花壇は温し秋桜:片山 明俊:利久、豊水、清月・3
30:漢詩読むほどに目の冴ゆ夜長かな:林  江梅:千枝、美秋、花菜・3
31:落葉踏む石段長き山の寺:佐川 富子:鴻風、利久,明俊、清月、千枝・5
32:名も知らぬ秋の草花撮り歩く:斜木 美秋:江梅、富子、鴻風,明俊-4
33:葉を落とす木の枝空に突き刺さる:若西 花菜:豊水、千枝-2

34:::雁が音の渡る夜明けに残る星::梶  鴻風:○江梅、富子、紀子、利久,明俊、花菜、沙智-8計12
35:旅心誘うふ風あり鳥渡る:太田 紀子:花菜-1・計12
36:漬物の樽を並べた日を恋ふる:山口 沙智:鴻風、清月-2・計5
37:落葉蹴り遊ぶ子の声けやき道:小森 豊水:○花菜、鴻風-3・計10
38:ハロウィンの若者集ふ刈田道:持田 清月:沙智-1・計15
39:松茸を秘める谷筋日の陰り:石破 利久:○明俊、千枝-3・計13
40:黄落の空を拡げる御堂筋:片山 明俊:○利久○豊水・江梅、鴻風、紀子、千枝、美秋-9・計21
41:身に沁むや母の形見の衣をまとふ:林  江梅:沙智-1・計10
42:異国人うどんをすする文化の日:佐川 富子:○清月、千枝-3・計11
43:蕎麦の花霧島連山背咲きて:斜木 美秋-0・計5
44:粛々と秋終えて畑眠りゆく:若西 花菜:紀子、美秋、富子、沙智-4・計9
45:明日といふ未踏の道や返り花:谷口 千枝:○沙智、紀子、豊水、美秋-5
46:亡き夫へ種無し柿を供へけり:谷口 千枝:○美秋、富子-3
47:ふるさとの小さな池や花八手:谷口 千枝:豊水-1
48:病める子と料理研究文化の日:谷口 千枝:鴻風、清月、沙智-3・計12



17年11月句会選句と鑑賞文
林 江梅選
特撰 34・雁が音の渡る夜明に残る星
特撰理由 星のまだ残る暁に列を崩さず渡ってくる雁の壮大な光景見たいです。萎えた心が元気を貰い爽やかな気分になる句で頂きました。
並選 6・7・13・18・22・27・28・32・40

佐川 富子選
特選:27:箒目に猫の足跡冬近し
観賞:箒目が立った所に猫の足跡、清々しく秋の終わりを感じました。
並選:1.2.14.18.26.32.34.44.46

太田 紀子選
特選:26: 風無くも朴の葉散る音秋の暮
風のない夜、朴の葉が地に落ちる音がしている。秋のよの物悲しさがよく分かる俳句です。
並選:5/6/15/19/45/27/34/40/44

石破 利久選 
特選:40:黄落の空を拡げる御堂筋
鑑賞:大阪発展の基礎となった銀杏並木の続く御堂筋・・・銀杏が散りビル街の空が広がる初冬の風景は、大阪在勤時代の忘れ難い思い出です。
並選:2、7、13、15、18、27、29、31、34

片山 明俊選
特選:39:松茸を秘める谷筋日の陰り
鑑賞:松茸は久しく頂いていないが、かっては丹波へ松茸狩りに行ったものだ。赤松林のなかで見つけたときの興奮は忘れ難い。「秘める」の措辞は良い表現と思います。
並選:6、9、12、14、19、28、31、32、34

小森 豊水選
特選:40番:黄落の空を拡げる御堂筋
鑑賞:御堂筋の両側の銀杏並木、ゆっくり黄葉し、一斉に散り始める、60余年前、地下鉄で船場の商社に通っていた頃と変わらない景色が浮び上がってきました。
並選:2・5・7・8・27・29・33・45・47

持田 清月選
特選:42:異国人うどんをすする文化の日
特選理由:音を立てて美味しく食べる物。饂飩・蕎麦まさに日本の文化。異国人=西洋人とは限りませんが、ここは西洋人とさせて頂きます。すすりながら食べることが出来ないようですね。さらに音を立てることが、マナー違反。そんな中、このような異国人に出会えることは、うれしいですね。
並選:2・7・13・20・21・29・31・36・48

谷口 千枝選
特 選 : 2番:柿たわわ街に出し子の便りなし
鑑 賞 : 今年は我が町にも柿がたわわに実っています。でも捥ぎ取る人影も見えません。昔、賑わっていた町も寂れています。この様子を「街に出し子の便りなし」と詠まれていることで、この町の寂しさを感じます。日本の各地で見ることのできる風景だと思います。
並 選 :11・16・20・27・30・31・33・39・40・42
         ※並選が10個ありましたが、そのままです。
斜木 美秋選
特選:46:亡き夫へ種無し柿を供えけり
鑑賞:ご主人柿好きだったのでしょうか。種無し柿「ひらた種無し」かな?渋抜きした柿で、柔くて美味しい。在りし日の夫を偲び「あなたの好きな柿よ」とお供えする時の会話が聞こえて来るよな一句です。
並選:15.17.18.45・25.28.30.40.44

若西 花菜選
特選:37 落ち葉蹴り遊ぶ子の声けやき道
鑑賞:近くの公園では子供たちがよく遊んでいます。積もった枯葉の色やはしゃぐ声などが聞こえて来るようです。
並選:5・6・8・12・18・27・30・34・35

山口 沙智選
特選:45:明日といふ未踏の道や返り花
鑑賞:今日までの過去、明日からの未来。今まで何百回も過去を振り返り,未来に思いを馳せながら未踏の明日を少し心配しながらまた楽しみにしながらせいかつしてきた。
季節は冬。思いがけず暖かい日ざしに返り花の咲く庭先を見ながらあすに希望を繋いで」いる作者に共感している。
並選:4,5,17,19,34,38,41.44,48

梶  鴻風選:一行鑑賞
02:柿たわわ街に出し子の便りなし:太田 紀子:○鴻風
 故郷を捨てて街に出たのであろう。その子より便りも無い。便りが無いのは元気で入るんですよと廻りの人になぐさめられても親は心配でしょうがない。鴻がそうなのです。
06:斑鳩の塔見ゆ里や柿日和:石破 利久:鴻風
 奈良の生駒の里。鴻もここで熟柿が地に落ち、それを蟻が列になって引いていた。
11:ぽったりの熟柿好きと母云いし:若西 花菜:鴻風
 花菜さんのお母さん、祖母も柿が何よりも大好きな人であった。家系であろうか。
19:病む友に心を残し月の道:林 江梅:鴻風
 お見舞いに行った帰りであろうか。お友達に心を残しての帰り道である。月が美しい。
27:箒目に猫の足跡冬近し:持田清月:鴻風
 軽い俳句でありながら俳句らしいおもしろさのある俳句である。季語も佳い。
31:落葉踏む石段長き山の寺:佐川 富子:鴻風
 今回の旅行の属目吟であろうか。本州ならばこそ山上まで続く石段のお寺なのだ。
32:名も知らぬ秋の草花撮り歩く:斜木 美秋:鴻風
 名の知らない花ばかりが多い秋の草花の咲く野の道。写真を撮るのが好きな美秋さん。
36:漬物の樽を並べた日を恋ふる:山口 沙智:鴻風
 懐かしさを覚えさせる。北海道の場合、鰊漬けを初めとして何本もの樽をならべた。
37:落葉蹴り遊ぶ子の声けやき道:小森 豊水:鴻風
 子が外で遊ぶ声も聞かれなくなった。この句では子供の声が響いている。良い句です。

40:黄落の空を拡げる御堂筋:片山 明俊:鴻風
 御堂筋は恋の街という歌があった。「黄落の空」という季語が御堂筋を思い出す。
48:病める子と料理研究文化の日:谷口 千枝:鴻風
 「料理研究」といっても味が薄いとか濃いとかであろう。面白い表現である。


総合得点
一 席:21点:片山 明俊:
二 席:15点:持田 清月:
三 席:13点:石破 利久:
次 席:12点:谷口 千枝:
次 席:12点:太田 紀子:

作品成績
一 席:27:箒目に猫の足跡冬近し:持田 清月:特1+並7=9点
一 席:40:黄落の空を拡げる御堂筋:片山 明俊:特2+並5=9点
二 席:34:::雁が音の渡る夜明けに残る星::梶 鴻風:特1+並6=8点
二 席:2:柿たわわ街に出し子の便りなし:太田 紀子:特2+並4=8点
三 席:45:明日といふ未踏の道や返り花:谷口 千枝:特+並3=5点


  17年11月句会作品
Date: 2017-11-03 (Fri)
17年11月句会作品

1 富山への土産に頂く柿二つ
2 柿たわわ街に出し子の便りなし
3 ならぬ年の大粒の柿ちと渋い
4 柿紅葉古窯に負けぬ色と艶
5 澄み渡る朝の日差しや柿紅葉
6 斑鳩の塔見ゆ里や柿日和
7 到来の柿に達者な友想ふ
8 山の辺の山鳩啼くや柿熟るる
9 柿たわわセピアの古都に色加はる    
10 熟し柿たわわに稔る空青く
11 ぽったりの熟柿好きと母云いし

12 隧道を抜け真っ向の紅葉山
13 散歩道杖に飛びつく露の玉
14 道民が十一月の返事待つ(清宮君フアイターズへ)
15 黄落に黒き肌見せ欅道
16 新道と言う名の旧道残る虫
17 秋麗や北大ポプラの並木道
18 拝聴の郷土史楽し芒道
19 病む友に心を残し月の道
20 道幅は車二台分山装ふ
21 柿の秋行く道空は青く澄み
22 茨道に似て認知症零れ萩
追加
45明日といふ未踏の道や返り花
46亡き夫へ種無し柿を供へけり

1〜22+4546,
までで5句選

23 平成の情死を知らず死人花
24 無沙汰せし友よりの文秋薔薇
25 初雪にあわてふためくタイヤです
26 風無くも朴の葉散る音秋の暮
27 箒目に猫の足跡冬近し
28 散策の小路にのぞく石蕗の花
29 夕日浴ぶ花壇は温し秋桜
30 漢詩読むほどに目の冴ゆ夜長かな
31 落葉踏む石段長き山の寺
32 名も知らぬ秋の草花撮り歩く
33 葉を落とす木の枝空に突き刺さる

34 雁が音の渡る夜明けに残る星
35 旅心誘うふ風あり鳥渡る
36 漬物の樽を並べた日を恋ふる
37 落葉蹴り遊ぶ子の声けやき道
38 ハロウィンの若者集ふ刈田道
39 松茸を秘める谷筋日の陰り
40 黄落の空を拡げる御堂筋
41 身に沁むや母の形見の衣をまとふ
42 異国人うどんをすする文化の日
43 蕎麦の花霧島連山背咲きて
44 粛々と秋終えて畑眠りゆく

追加:
47ふるさとの小さな池や花八手
48病める子と料理研究文化の日

23〜44+47,48,までで5句選

 10句の中から1句特選として、鑑賞文をお書きください。お願いいたします。
 今回はお2人の参加がなく、11人の句会です。
寂しいですが、良い作品をお選びください。鴻風

 


  17年十月句会作品と選句
Date: 2017-10-06 (Fri)
17年十月句会作品と選句
1:スタートを切る紅葉前線旭岳:梶鴻風:○江梅・千枝・明俊・富子・トシエ・清月/7
2:夕闇に色失へり紅葉山:大田 紀子:・花菜/1
3:降りしきる紅葉の中に彼岸見ゆ(寂光院):小森 豊水:・紀子/1
4:吟行の廃線跡や草紅葉:片山 明俊:千枝・豊水・紀子・利久・清月・雅・江梅・沙智/○8
5:渓流の崖に彩り蔦紅葉:石破 利久:○美秋・明俊・沙智/4
6:紅葉狩り岩間をくぐる水の音:林  江梅:・美秋・富子・花菜・鴻風/4
7:道端の狗尾草も紅葉す:村岡 雅:千枝/1
8:亡き夫と歩きし小径草紅葉:谷口 千枝:・利久・トシエ・雅/3
9:脚立下り確む樹勢薄紅葉:持田 清月:・利久・鴻風/2
10:アメリカへ挑戦球場初紅葉 (大谷君体に気を付けて):佐川 富子:沙智/1
11:青春の旅路を重ね紅葉狩:佐藤トシエ:0
12:お茶を手にチラシで選ぶ紅葉狩り:斜木 美秋:・江梅/1
13:七変化紅葉の衣の旭岳:若西 花菜:・豊水・美秋・富子/3
14:蔦紅葉樹這登り空までも:山口 沙智:千枝/1

15:花野発つ風あり種子よ飛び乗れよ:梶  鴻風:・雅・花菜・沙智/3
16:秋風や旅の鞄を友として:大田 紀子:・明俊・鴻風/2
17:風無くも朴の葉散る音秋の暮:小森 豊水:・紀子・トシエ・鴻風/3
18:風来の翅の傷みし秋の蝶:片山 明俊:○紀子・豊水・紀子・美秋・利久/6
19:人去りし風走る浜鰯雲:石破 利久:・明俊・富子/2
20:微風(そよかぜ)に揺れて枝垂れ柳散る:林  江梅:0
21:秋風を入れ短冊の筆を擱く:村岡 雅:○清月・明俊・トシエ・花菜・鴻風/6
22:川風も色なき風よ父母恋ひし:谷口 千枝:○利久・豊水・清月/4
23:せせらぎの風やはらかし花臭木:持田 清月:千枝・富子・紀子 /3
24:秋茄子とチーズでパスタミラノ風:佐川 富子:○トシ○雅○鴻風・清月・江梅/○8
25:潮風に自由に揺るる芒かな:佐藤トシエ:・美秋・雅/2
26:議会選めども建たず秋の風:斜木 美秋:・花菜/1
27:ジャケットにリック見慣れて秋の風:若西 花菜:0
28:秋風を追ひ風にして犬散歩:山口 沙智:・豊水・江梅/2
   


29:湖に円空佛を鎮る島(洞爺湖):梶  鴻風:・紀子/1
30:この村も山の向かふも曼珠沙華:大田 紀子:・豊水・富子・清月・雅・沙智/5
31:秋色の夕日を浴びて島暮れる :小森 豊水:・紀子/1
32:朝顔の伸びるつる先掴む空:片山 明俊:・利久・清月・江梅/3
33:離陸する眼下にみちのく豊の秋:石破利久:○明○千枝・豊水・紀子・トシ・江梅/
・沙智/○9
34:軒雫音ともならず秋時雨:林  江梅:・豊水・紀子・利久・雅/4
35:秋彼岸山法師の実は赤く熟れ:村岡 雅:0
36:生き方は風に任せて今年酒:谷口 千枝:・美秋・利久・富子・トシエ・雅・鴻風/6
37:赤い羽根数本上着のポケットに:持田 清月:・富子/1
38:とうきびをかいて保存の仕事済む:佐川 富子:0
39:サバンナの夕日のやうなり秋日暮:佐藤トシエ:0
40:秋晴れや機影揺さぶる旅ごころ:斜木 美秋:千枝/1
41:コンビニのコーヒーを手に零れ萩:若西 花菜:・清月・鴻風/2
42:秋の夜傘寿の同期と話し込む:山口 沙智:・花菜・鴻風/2

43:秋の森ことりことりと遊ぶ鳥:梶  鴻風:・トシエ/1・・計12
44:奥津城に手と手を合せ秋彼岸:大田 紀子:0・・計8
45:海峡へ炎えつ消え行く鰯雲 :小森 豊水:・美秋・明俊・江梅・花菜/4・・計9
46:稔り田や播磨の要姫路城:片山 明俊:・美秋・利久・清月・江梅・鴻風/5・・計22
47:裕次郎過せし小樽カンナ燃ゆ:石破 利久:○花菜○鴻風○沙智・千枝・美秋・明俊・トシ
・清月/11・・計26
48:一切の音なき過疎の星月夜:林  江梅:○豊水○富子・千枝・トシエ・雅・花菜/○8・
計16
49:鬼灯や今日一日も恙なく:村岡 雅:・紀子・明俊/2・・計9
50:月並みな女の暮し酔芙蓉:谷口 千枝:・豊水・明俊・利久/3・・計16
51:腰痛に広き歩幅や赤い羽根:持田 清月:0・・計6
52:長き夜に朱の線入りの季寄せ読む:佐川 富子:・美秋/1・・計10
53:理髪店の新築祝ふ秋の薔薇:佐藤トシエ:・富子・花菜・鴻風/3・・計5
54:曼珠沙華燃え咲く道の二人連れ:斜木 美秋:・鴻風・沙智/2・・計5
55:垣根越え零れ咲きたる萩の花:若西 花菜:・雅・江梅/2・・計7
56:紅葉の立山眺め機上へと:山口 沙智:千枝/1・・計6



17年十月句会の蜷さんの選句         到着順
谷口 千枝選
特 選:33:離陸する眼下にみちのく豊の秋
鑑 賞:みちのくから機上の人となり旅をされたことが分かりました。「豊の秋」実り豊かなみちのくの景色が目に浮かびます。
並 選:1・4・7・14・23・40・47・48・56

小森 豊水選
特 選:48番:一切の音無き過疎の星月夜
理 由:ゆっくり自転している地球の星月夜、音もを無くした過疎の里の様子をあらわしている。
並 選:4・13・18・22・28・30・33・34・50

太田 紀子選
特 選:18:風来の翅の傷みし秋の蝶
理 由:どこからともなくやってきた蝶々、春に生まれて秋風の吹く今、既に
翅が傷んでいて哀れな姿です。季節の移り変わりをしみじみと感じます。
並 選:3/4/17/23/29/31/33/34/49

斜木 美秋選
特 選:5:渓流の崖に彩り櫨紅葉
鑑 賞:櫨紅葉の真赤に燃える紅葉は格別です。渓流の崖を彩る風景が見える一句と思います。
並 選:6,13.18,25,36,45,46,47,52

片山 明俊選  
特 選:33:離陸する眼下にみちのく豊の秋
鑑 賞:東北秋田か花巻空港を離陸する機上より眺める眼下にコンバインが走り回り稲刈をする作業を見て日本の豊かさと平和を実感している様子を句にしておられると思いました。
並 選:1・5・16・19・21・45・47・49・50 

石破 利久選
特 選:22:川風も色なき風よ父母恋し
鑑 賞:川風にいつしか秋を感じさせられ、そこはかとなく優しかった父母のことを思い出し、愛惜の念に駆られたと云う秋思の句として頂きました。
並 選:4・8・9・18・32・34・36・46・50
佐川 富子選
特 選:48:一切の音なき過疎の星月夜
観 賞:「一切の音なき」が過疎をよく表現していると思いました。またその静けさが星月夜をより美しく感じさせます。
並 選:1、6、13、19、23、30、36、37、53

佐藤トシエ選
特 選:24:秋茄子とチーズでパスタミラノ風
鑑 賞:秋茄子のパスタにチーズをたっぷり。作者はきっとパスタ好きでお料理が上手そう。食欲の秋、食べ過ぎに注意をと心がけながらもついつい。今すぐにも食べたいと思わせる一句でいただきました。
並 選:1・8・17・21・33・36・43・47・48

持田 清月選
特 選:21:秋風を入れ短冊の筆を擱く
鑑 賞:短冊を書き終えほっとして、窓を開けたときに入ってくる風。その風には虫の声や金木犀の花の香りなどが感じ取れます。名月も見ることが出来そうです。
並 選:1:4:22:24:30:32:41:46:47

村岡  雅選
特 選:24:秋ナスとチーズでパスタミラノ風
鑑  賞:風の使い方がとてもユニークで面白いと思いました。風をどう使おうかとあれこれ悩みましたが、吹く風の事ばかり頭にあり、このような使い方に思い至りませんでした。とても素敵だと思いました。秋茄子とチーズのピザが大好きなので、パスタではありませんが、すぐ作って食べたいと思いましたので、特選に頂きました。
並 選:4、8、15、25、30,34、36、48、55、
林 江梅選
特 撰:1:スタ−トを切る紅葉前線旭岳
鑑 賞:大雪山の紅葉がはじまったと言うテレビ放送の美しい風景に釘付けになりま    した。その頃の神戸は残暑でまだ冷房していましたので・・・若い頃秋の北海道を五日間旅した時の感動が蘇り頂きました。
並 選:4・12・24・28・32・33・45・46・55


若西 花菜選
特 選:47:裕次郎過ごせし小樽カンナ燃ゆ
理 由:時代とともに知る人が減って行くのは寂しいことですが閉館もやむを得ないことでしょう。でも小樽博物館では寄贈されたものを展示しますし、小樽駅でも部屋を一つ展示スペースにしました。自動車一台の維持に年間100万円ほどかかるそうです。カンナの赤が印象的で素晴らしいと思います。
並 選:2・6・15・21・26・42・45・48・53

山口 沙智選
特 選:47:裕次郎過せし小樽カンナ燃ゆ:
理 由:裕次郎記念館が閉館になりました。数年前に記念館を訪れたときは鋤く-輪で見た裕次郎さんの若々しい長い足がぐっと浮かんで涙ぐんしまいました。小樽は裕次郎さんの思い出深い町です。
並 選:4/5/10/15/24/30/33/36/54

梶  鴻風選
6:紅葉狩り岩間をくぐる水の音:林  江梅:
  静寂な中での紅葉狩り。聞こえてくるものは岩間を潜る水の音だけである。
9:脚立下り確む樹勢薄紅葉:持田 清月:
  自画像であろうが、脚立に登って樹木の剪定。降りての樹勢確認とはなんの木か?
16:秋風や旅の鞄を友として:大田 紀子:
  鞄を旅のお供に湖北の旅行に行って来たという。寂しさの滲み出ている句だ。
17:風無くも朴の葉散る音秋の暮:小森 豊水:
  桐の葉や朴の葉は風がなくとも音を立てて落ちる。暮れゆく秋にふさわしい。
21:秋風を入れ短冊の筆を擱く:村岡 雅:
  市の文化祭に掲示する短冊を書かなければならない。
24:秋茄子とチーズでパスタミラノ風:佐川 富子:○鴻風
 ミラノ風とかナポリ風とかいうけれど、残念ながら食べたことはない。今度、富子さんに作ってもらおう。この句を特選としたのは「風」の使い方の巧みさにあるのだ。
36:生き方は風に任せて今年酒:谷口 千枝:
  どのように生きてみても人生たかだか80年。風に任せて生きようよ。
41:コンビニのコーヒーを手に零れ萩:若西 花菜:
  庭のていれに専心する作者。コンビニの珈琲を片手に休まないのだ。

42:秋の夜傘寿の同期と話し込む:山口 沙智:
  傘寿になられたということで同期会のため富山に行ってこられた。良かったですね。
46:稔り田や播磨の要姫路城:片山 明俊:
  薩摩の国の要が姫路城とは思ったこともなかったが、もっともなことですね。
47:裕次郎過せし小樽カンナ燃ゆ:石破 利久:○鴻風
戦後を共に生き抜いたという人は、なんと言っても、美空ひばりと石原裕次郎であろう。幼少期を小樽で育った裕次郎。その記念館も終りとなった。特選として戴く。
53:理髪店の新築祝ふ秋の薔薇:佐藤トシエ:
  利尻島で新しく理髪店が出来たとは嬉しいですね。バラも喜んで居るようです。
54:曼珠沙華燃え咲く道の二人連れ:斜木 美秋:
  夫唱婦随で二人連れの二人は奥様とと思うのです。ほのぼのとさせられます。

総合成績
一 席:26点:石破 利久:
二 席:22点:片山 明俊:
三 席:16点:林  江梅:
三 席:16点:谷口 千枝:

作品成績
一 席:47:裕次郎過せし小樽カンナ燃ゆ:石破 利久:特3並5=11点
二 席:33:離陸する眼下にみちのく豊の秋:石破利久:特2並5=9点
三 席:24:秋茄子とチーズでパスタミラノ風:佐川 富子:特3並2=8点
三 席:48:一切の音なき過疎の星月夜:林  江梅:特2並4=8点


  17年十月句会作品
Date: 2017-10-03 (Tue)
1 スタートを切る紅葉前線旭岳
2 夕闇に色失へり紅葉山
3 降りしきる紅葉の中に彼岸見ゆ(寂光院) 
4 吟行の廃線跡や草紅葉
5 渓流の崖に彩り蔦紅葉
6 紅葉狩り岩間をくぐる水の音
7 道端の狗尾草も紅葉す
8 亡き夫と歩きし小径草紅葉
9 脚立下り確む樹勢薄紅葉
10 アメリカへ挑戦球場初紅葉 (大谷君体に気を付けて)
11 青春の旅路を重ね紅葉狩
12 お茶を手にチラシで選ぶ紅葉狩り
13 七変化紅葉の衣の旭岳
14 蔦紅葉樹這登り空までも
15 花野発つ風あり種子よ飛び乗れよ
16 秋風や旅の鞄を友として
17 風無くも朴の葉散る音秋の暮 
18 風来の翅の傷みし秋の蝶
19 人去りし風走る浜鰯雲
20 微風(そよかぜ)に揺れて枝垂れ柳散る
21 秋風を入れ短冊の筆を擱く
22 川風も色なき風よ父母恋ひし
23 せせらぎの風やはらかし花臭木
24 秋茄子とチーズでパスタミラノ風
25 潮風に自由に揺るる芒かな
26 議会選めども建たず秋の風
27 ジャケットにリック見慣れて秋の風
28 秋風を追ひ風にして犬散歩
   1〜28番までで5句選

29 湖に円空佛を鎮る島
30 この村も山の向かふも曼珠沙華
31 秋色の夕日を浴びて島暮れる 
32 朝顔の伸びるつる先掴む空
33 離陸する眼下にみちのく豊の秋
34 軒雫音ともならず秋時雨
35 秋彼岸山法師の実は赤く熟れ
36 生き方は風に任せて今年酒
37 赤い羽根数本上着のポケットに
38 とうきびをかいて保存の仕事済む
39 サバンナの夕日のやうなり秋日暮
40 秋晴れや機影揺さぶる旅ごころ
41 コンビニのコーヒーを手に零れ萩
42 秋の夜傘寿の同期と話し込む
43 秋の森ことりことりと遊ぶ鳥
44 奥津城に手と手を合せ秋彼岸
45 海峡へ炎えつ消え行く鰯雲 
46 稔り田や播磨の要姫路城
47 裕次郎過せし小樽カンナ燃ゆ
48 一切の音なき過疎の星月夜
49 鬼灯や今日一日も恙なく
50 月並みな女の暮し酔芙蓉
51 腰痛に広き歩幅や赤い羽根
52 長き夜に朱の線入りの季寄せ読む
53 理髪店の新築祝ふ秋の薔薇
54 曼珠沙華燃え咲く道の二人連れ
55 垣根越え零れ咲きたる萩の花
56 紅葉の立山眺め機上へと
29〜56番までで5句選

   まずは、選者名を忘れないで書いてください。
  選んだ10句から、特選一句と鑑賞文(2〜300字で)
  並選9句の順でお書きください。
 


  17年九月句会選句集
Date: 2017-09-07 (Thu)
17年九月句会作品 作品・選句共に到着順です


1:鶴亀で飾る弁当敬老会:片山 明俊:斜木・石破・須山・鴻風・4
2:団塊と呼ばれし世代敬老日:石破 利久:○斜木・谷口・片山・林・5
3:敬老の日亡夫好みし豆を煮る:太田 紀子:石破・1
4:敬老の日明治気質の父偲ぶ:林  江梅:斜木・1
5:敬老日ランチタイムの祝膳:谷口 千枝:山口・1
6:立ちながら履ける靴下敬老日:持田 清月:谷口・片山・須山・佐藤・4
7:思い遣る父母なき忘る敬老日:佐藤トシエ:・小森・1
8:敬老の日孫子に振舞ふ回る寿し:若西 花菜:・佐川・1
9:敬老の日と思ふだけなにもなし:梶  鴻風:・林・1
10:敬老の日の母に届けし桐の下駄:村岡  雅:山口・谷口・鴻風・3
11:敬老の日行事も廃る時勢かな:斜木 美秋:片山・1
12:「戦友」に涙す爺の敬老日:小森 豊水:太田・山口・佐藤・持田・鴻風・5
13:老ひ父の野球談議や敬老日:佐川 富子:太田・須山・小森・若西・4
14:敬老会はるかに父母の齢越え:山口 沙智:石破・佐川・小森・若西・村岡・5
15:靴棚に詰める思ひ出敬老日:須山 千廣:・佐川・1

16:炎天下猿も潜める遊園地:片山 明俊:○石破・谷口・3
17:古地図手に訪ねる秋の小京都:石破 利久:○片山・斜木・須山・林・小森・鴻風・7
18:地場産の小芋の煮込み秋深し:太田 紀子:○小森・村岡・3
19:秋深し風の抜け行く夜の路地:林  江梅:太田・山口・鴻風・3
20:増えてゆく空き地と売地鉦叩:谷口 千枝:石破・持田・村岡・3
21:地下鉄の車両は赤し秋の風:持田 清月:・鴻風・1
22:丘陵地にパッチワークの秋美瑛:佐藤トシエ:山口・林・2
23:地味豊か蚯蚓涌き出る秋の畑:若西 花菜:太田・1
24:地球儀にとまりし秋の蠅飛べり:梶  鴻風:太田・佐藤・若西・3
25:台風禍十勝の畑地流さるる:村岡  雅:・林・持田・2
26:地這い胡瓜今日は五本と妻の笑み:斜木 美秋:・佐川・若西・村岡3
27:老いたれど地味色嫌ふ秋のシャツ:小森 豊水:○佐藤○佐川・片山・持田・村岡・7
28:掘り起こす地に馬鈴薯の眩し顔:佐川 富子:○持田・須山・佐藤・若西・5
29:無花果とプルーンは嬉し地の恵み:山口 沙智:・0
30:水爆地震台風恐怖三つ巴:須山 千廣:斜木・谷口・2


31: 忍者めく猫の行く屋根夕月夜:片山 明俊:○林○若西・石破・須山・小森・村岡・8
32:売家に下見の客や花木槿:石破 利久:斜木・片山・2
33:鰯雲琵琶湖一周電車旅:太田 紀子:○山口・谷口・石破・須山・佐藤・佐川・持田
・鴻風・9
34:身の丈に合った暮らしやねこじやらし:林  江梅:太田・小森・村岡・山口・4
35:北鮮の核・ミサイル秋桜:谷口 千枝:・鴻風・1
36:上陸の恐れ無くなり時刻表:持田 清月:・林・1
37:亡き友の夫へ絵手紙秋蛍:佐藤トシエ:太田・1
38:水爆の地を揺るがせる秋の陰(北朝鮮):若西 花菜:○谷口・斜木・佐藤・林・5
39:坪庭の天地を結ぶ竹の春:梶  鴻風:○須山○村岡・山口・石破・6
40:久々に出会ひし月は朧なり:村岡  雅:・0
41:時の風木槿の花を揺らしをり:斜木 美秋:大田・1
42:雨上がり秋気三分の風渡る:小森 豊水:斜木・佐藤・佐川・3
43:秋晴れやドライブしましょ道なりに:佐川 富子:斜木・1
44:視界には刈り取る前のこしひかり:山口 沙智:・鴻風・1
45:名で呼ばれ時めきおぼゆ薄紅葉:須山 千廣:・林・持田・村岡・鴻風・4

46:大昼寝妻は娘とコンサート:片山 明俊:石破・須山・小森・若西・持田・5計20
47:一房は試食の皿へ黒葡萄:石破 利久:・若西・1計15
48:残照に喪服の女そぞろ寒:太田 紀子:・小森・持田・2計15
49:彼岸花山ふところの里の墓:林  江梅:大田・山口・斜木・片山・石破・佐川・6計13
50:子規と父同じ忌日よ千切れ雲:谷口 千枝:山口・片山・2計7
51:投句には一句足らずやちちろ虫:持田 清月:・佐藤・佐川・2計8
52:影踏みの親子に秋の大夕焼:佐藤トシエ:○鴻風・須山・持田・村岡・4計8
53:ミサイルに安寧の秋遠ざかる:若西 花菜:谷口・林・鴻風・3計10
54:胡桃炒る電子レンジのチン待てり:梶  鴻風:・0計10
55:秋風や大砲の音窓ゆする:村岡  雅:・若西・1計6
56:逞しき雲の峰湧く昼下がり:斜木 美秋:・鴻風・1計6
57:夕焼けの家路をともに赤蜻蛉:小森 豊水:片山・若西・2計17
58:一日を惜しみなく咲く花芙蓉:佐川 富子:○太田・片山・佐藤・小森・鴻風・6計16
59:秋祭り越中おわら美しき指:山口 沙智:谷口・佐川・2計8
60:布引の滝背に火熾(おこ)す青年等:須山 千廣:谷口・1計8


太田 紀子選
特 選:58 :一日を惜しみなく咲く花芙蓉
理 由:一日花の芙蓉の朝白く、夕方にはピンク色になり、精一杯咲き、翌朝、ワイン色になって枯れている様子が目に浮かびます。
並 選:12/13/19/23/24/34/37/41/49

山口 沙智選
特 選:33:鰯雲琵琶湖一周電車旅
理 由:感じばかりの一句に感心しました。義妹が琵琶湖のそばの出身ですので、いつか私も琵琶湖一周の電車旅をしていたいと思っています。
並 選:5/10/12/19/22/34/39/49/50

斜木 美秋選
特 選:2:団塊と呼ばれし世代敬老日
理 由:超高齢化社会の到来を思い知らせれる一句。厚生年金、介護保険等払って来たのに今更社会保障費抑制と言いたくなります。
並 選:1,4.17.30・32.38.42.43.49.

谷口 千枝選
特 選;38:水爆の地を揺るがせる秋の陰(北朝鮮)
鑑 賞:今、世界中が恐れているものは、北朝鮮の水爆。その思いを季語「秋の陰」と表現されていることが巧いなあと思います。
並 選:2・6・10・16・30・33・53・59・60

片山 明俊選
特 選:17:古地図手に訪ねる秋の小京都
鑑 賞:小京都と云えば・・・武家屋敷や史蹟の残る城下町、金沢・飛騨高山・会津・萩・出石などが思い浮び、秋の観光や吟行には好適地・・足を運んで見たくなる。兼題「地」から古地図を発想しての句は巧みです。
並 選:2・6・11・27・32・49・50・57・58




石破 利久選
特 選:16:炎天下猿も潜める遊園地
鑑 賞:猛暑日が続き遊園地の猿山の主人公たちも岩陰に涼を求め姿を見せない。さすがの猿たちも毛皮を脱ぎたい思いをしているのではなかろうか。ユーモアのある句である。
並 選:1・3・14・20・31・33・39・46・49

須山 千廣選
特 選:39:坪庭の天地を結ぶ竹の春
鑑 賞:高級な旧家か旅館の坪庭に、青々と勢い良く伸びた竹が育っている。しみじみとこの狭い空間を見上ると、その先端はまるで天と地を結んでいるようだ。其処から、曼荼羅の世界が此処にもひろがっている。そんなことを思われたのではないでしょうか。
難しい句で間違って解釈していたら許してください。
並 選:1・6・13・17・28・31・33・46・52

佐藤トシエ選
特 選:27:老いたれど地味色嫌ふ秋のシャツ
鑑 賞:老いると地味な物を・・と思いがち。「明るい色の方が似合うよ」と言われ、その気になっている自分が重なりました。第?の人生、大いに好きな服装で身も心も弾ませ楽しみたいですね。同感の一句です。
並 選:6・12・24・28・33・38・42・51・58

佐川 富子選
特 選:27:老いたれど地味色嫌ふ秋のシャツ
観 賞:ぜひとも秋のシャツはきれいな色の物をお選びください。きっとお似合いだと思います。
並 選:8、14、15、26、33、42、49、51、59

林  江梅選
特 撰:31:忍者めく猫の行く屋根夕月夜
鑑 賞:危険な場所も忍者のように難なく歩く猫の状が、夕月夜の季語で見えてきて作者は猫の習性を良く観察していて心穏やかな光景の俳句に成っていて頂きました。
並 選:2・9・17・22・25・36・38・45・53

小森 豊水選
特 選:18番:地場産の小芋の煮込み秋深し
理 由:特別に美味しそうな小芋の味が思われました。地場産に味も秋も深くなっています。
並 選:7・13・14・17・31・34・46・48・58

若西 花菜選
特 選:31:忍者めく猫の行く屋根夕月夜
理 由:猫は室内で飼うことが多くなったので、自由に出歩く猫は今は珍しいですが、昔は出入り自由、一週間も帰ってこない猫を飼っていたものです。屋根の形も変わってしまったので、簡単に猫が屋根に上ることもできません。でもこの句からは切妻屋根のいえと植栽、そして空にかかる月、というノスタルジックな風景が浮かんできます。昭和レトロですね。
並 選:13・14・24・26・28・46・47・55・57

持田 清月選
特 選:28:掘り起こす地に馬鈴薯の眩し顔
理 由:馬鈴薯は、お天気のいい日に掘り上げそのまま半日畑に転がしておいて、乾燥させてから箱なりコンテナなどに詰めて仕舞う物ですが、そのほりたての転がしてあるジャガイモに目がいっているところに、新鮮さを覚えました。
並 選:12:20:25:27:33:45:46:48:52

村岡 雅選
特 選:39:坪庭の天地を結ぶ竹の春
鑑 賞:小さな素敵な坪庭に秋になって生き生きとした竹がきれいな緑ですくすくと伸び天と地を結びつけているように思われる。読んで心に情景が浮かんで素敵な句だと思い頂きました。
並 選:14.18.20.26.27.31.34.45.52.






梶  鴻風選 一行鑑賞
1:鶴亀で飾る弁当敬老会:片山 明俊:
 何で作られた鶴亀だろうと思う。それにしても弁当付きの敬老会とはうらやましい。
10:敬老の日の母に届けし桐の下駄:村岡 雅:
 過去の思い出か、現在のことはさておき、母上様に届けた桐下駄を思う。
12:「戦友」に涙す爺の敬老日:小森 豊水:
 鴻が若い日に飲み屋で「戦友」を歌っていた若者に、泣きながらやめろと訴えていた。
17:古地図手に訪ねる秋の小京都:石破 利久:
 鴻も古地図をもって古都を歩いたこともあった。今では5キロも歩けない。
19:秋深し風の抜け行く夜の路地:林 江梅:
 本州での路地と北海道での路地では道幅が違いが、夜の路地にはふぜいがある。
21:地下鉄の車両は赤し秋の風:持田 清月
 東京にも赤い車両の地下鉄があったか。この句を旅で得られた句と見たのである。
33:鰯雲琵琶湖一周電車旅:太田 紀子:鴻風特選
 紀子さんのこの句を特選とした。感じだけで、ひらがなだけで、カタカナだけで句を
作るのは簡単のように見えて難しい。鴻も挑戦してみたい。
35:北鮮の核・ミサイル秋桜:谷口 千枝:
 ナカテンを「核とミサイル」と読んだ。取り合わせの「秋桜」が顎ませてくらる。
44:視界には刈り取る前のこしひかり:山口 沙智
 山口さんの故郷は富山。視界に入る実り豊かな稲は「コシヒカリ」なのだ。
45:名で呼ばれ時めきおぼゆ薄紅葉:須山 千廣:
 「廣子ちゃん」と言われ胸のときめきを感じたのである。千廣さんは女性なのです。
52:影踏みの親子に秋の大夕焼:佐藤トシエ:鴻風特選
 童画を見るようなやさしさに包まれた句です。利尻島の夕焼けは日本にこれ以上の夕焼けはあるだろうかと思わせる光景である。その夕焼けの中で親子の影踏み遊びだ。
53:ミサイルに安寧の秋遠ざかる:若西 花菜:
 北朝鮮のミサイルには驚かされた。グアムへの修学旅行を中止した学校もありました。
54:胡桃炒る電子レンジのチン待てり:自句自解
毎朝クルミを食べている。鍋で炒るのが面倒でレンジにした。それだけの句。
56:逞しき雲の峰湧く昼下がり:斜木 美秋
 「逞しき雲の峰」はいいですね。九周も北海道も雲の峰はおなじでしょうか。
58:一日を惜しみなく咲く花芙蓉:佐川 富子:
 朝開いて夕方には散る。潔いと思いますね。一日が一生と思っても短い命ですね。

総合成績
一 席:20点:片山 明俊
二 席:17点:小森 豊水
三 席:16点:佐川 富子
次 席:15点:石破 利久・大田 紀子

作品成績
一 席:33:鰯雲琵琶湖一周電車旅:太田 紀子:特1+7=9点
二 席:31:忍者めく猫の行く屋根夕月夜:片山 明俊:特選2+並4=8点
三 席:17:古地図手に訪ねる秋の小京都:石破 利久:特1+並5=7点
三 席:27:老いたれど地味色嫌ふ秋のシャツ:小森 豊水:特2+並3=7点



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