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鴻風俳句教室
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1ページ目に最新〜7件の新着情報、2ページ目に過去8件〜60件の新着情報が記載されます。



  17年6月号 鴻風俳句教室句会集計
Date: 2017-06-10 (Sat)
太田 紀子選
特 選:50 :鉄棒に夏空蹴つて一回転
鑑 賞:さか上がりをしたのでしょう。青空が一回転して、鉄棒につかまっていると、きっと青空がきれいなことでしょう。
並 選:1/3/16/19/29/34/36/39/51

山口 沙智選
特 選:50:鉄棒に夏空蹴つて一回転
鑑 賞:始めて鉄棒で一回転出来た時はとても嬉しかった思い出があります。出来なくて出来なくて手にマメができるまでがんばって、思い切り青空を蹴り上げたとき、クルリと
一回転出来た時はすごく感激した思い出が蘇ってきます。
並 選:1,6,17,19,24,34,42,45,54

片山 明俊選
特 選:22:時磨く京の老舗の夏料理
鑑 賞:千二百年を越える京都の歴史のなかに伝統の味をつくりあげ磨いてきた老舗料亭の存在があります。夏ともなれば鴨川の川床や鞍馬貴船の床を守り続ける老舗料亭の夏料理が特に有名ですがこれらを巧く句にされていると思いました。 
並 選:6、7、9、13、41、51、52、55、59

石破 利久選
特 選:34:海峡の風乗りこなす夏燕
鑑 賞:飛翔の名人つばめ・・・海峡の複雑な風の流れをものともせず軽快に飛びまわる燕を的確に描写した心地よい句として頂きました。
並 選:1、5、14、21、24、39、46、48、49

小森 豊水選
特 選:20番:時折は立話して蟻走る
理 由:蟻はいつも忙しく走っている、ゆっくりする事はないのかな、と見ていた昔をおもいだします。蟻の動きがよく見えました。
並 選:3・6・14・15・44・45・50・51・60

若西 花菜選
特選:22:時磨く京の老舗の夏料理
理由:「時磨く」の意をしばし考えました。様々に考えることができてまだ考えています。初めて目にした言葉でどなたの句だろうかととても興味があります。
並選:6・8・17・26・40・41・42・55・59

須山 千廣選
特 選:20:時折は立話して蟻走る
鑑 賞:思い出します。 蟻が柱に居るのを見て、殺虫剤を撒いて様子を見ていると、其処から引き返していき、後に来た蟻の所で立ち止まり話をしている様に見えました。それから離れて行きました。あとの蟻はそれでも前に進み慥かめたのか引き返して行きました。次々蟻たちはそんな事をして居なくなりました。蟻も集団で支え合って生きて居るひとつの世界があるのだ。こんな小さな虫でも個々に納得いくまでの意見を持っているのだ、と、感心して見ました。此れを私は俳句には詠めませんでした。短い言葉の中で此れだけの想像表現が出来るなんてお上手で勉強になると思いました。
並 選:7、8、17、27、34、43,45、47、49、53

谷口 千枝選
特 選:59:ソーランの華やぐ町にライラック
感 想:「ライラックはヨーロッパ原産のモクセイ科の落葉低木。フランス語でリラという。」と歳時記にある。札幌では五月下旬に「ライラックまつり」が行われるという。このお祭りの中でソーラン節も踊られるのだろうか、お祭り好きの私もこの華やぎの中に立ってみたくなった。
並 選:8・11・13・16・20・35・37・47・48・

持田  清月選
特 選:18:白馬跳ぶひかたの時化の岬鼻
鑑 賞:躍動感に満ちていると思いました。「ひかた」私の持っている歳時記には載っていないのですが、デジタル大辞泉でわかりました。日のある方から吹く風。夏の季節風。地方により、西南や東南の風をいう。《季、夏》
私にとって、新しい言葉でした。
並 選:1:6:13:17:32:37:50:51:60
佐川 富子選
特 選:55:茶柱に佳き日の予感風薫る 
鑑 賞:風薫るにふさわしい清々しい句だと思いました。
並 選:1、22、23、24、30、50、52、56、60

林 江梅選
特 選:8:激痩せを思い知らさる更衣
鑑 賞:冬物を纏っているときには気にしないで居られるけれど薄着になる時は痩せたことが特別きになります。作者は大きなご病気をなさったお方でしょうか? 愕然とする心中の思い詠まれたお句を感じましたので頂きました。この句を読んだ時涙が出ました。
並 選: 1・11・17・27・38・41・47・51・57

佐藤 トシエ選
特 選:41:百選の水湧く村や花うつ木
鑑 賞:冷たい水がゴウゴウと湧き出ている景、これから夏に入る涼しさも感じ取れました。森林やお花もうるおい、村人たちが飲料水として汲みに来るのでしょう。何と言う名の名水なのか。我町も「甘露泉水」が名水として登山客の喉をうるおしています。甘みのある柔らかい水、珈琲がとても美味です。
並 選:3・7・18・21・29・34・47・54・59

村岡 雅選
特 選:46:病める子も夫の遺産よ七変化
鑑 賞:この句は私の今の状態や気持ちをそのまま表現してくれていると実感しました。私もくも膜下出血の後遺症を持つ息子と暮らしています。七変化の季語もだんだん体調の変化と上手くあっていると思いました。あくまで私の思いです
並 選: 2,6,19,22、24、34、37、41、50、

斜木 美秋選
特 選:8:激やせを思い知らさる衣替え
鑑 賞:高齢に成るほど皆さん痩せるのですね。私もその一人。太るよりはましですが」、激やせはちょっと心配です。
並 選:9、19,22,23,34,38,51,44,60

梶  鴻風選
  いつもながら、皆さんから出された4句の中から、一つは発想、一つは言葉の構築の仕方など見て、「佳吟」として一句取り上げさせていただいた。さらに、その中から34番の片山さんの句と41番の太田さんの句を特選とさせていただいた。

1:更衣母の残せし絽の羽織:村岡 雅子:
・夏の和服では絽か紗の薄手のものですね。雅さんなら美しく着こなすことでしょう。
14:花柄のブラウス加へて更衣:若西 花菜:
・女性はいつまでも若々しくないとね。花柄の他、水玉も加えてください。
19:時刻表指で訪ねる夏の旅:佐川 富子:
・「時刻表」もよいが「鉄道図」などがもっと良くなるかと思いましたが佳吟です。
34:海峡の風乗りこなす夏燕:片山 明俊:特選
・この燕は海燕である。30年間住んだ利尻の海を思い出していた。明俊さんの海峡は明石海峡だろうが、北の海、南の海を自由に思い描けるところが俳句の良さである。
37:西日差す戦士の墓や赤い花:小森 豊水
・「や」で切るべきではなかった。「墓に赤い花」で「戦士の」が切なくなるのだが。
38:御堂筋の若葉や芭蕉の終焉碑:須山 千廣:
・前回の明石で行われた「句写美句会」の帰り、此の碑を見たくて大阪に出たが・・・。
39:敷き藁の足音清し梅雨入前:持田 清月:
・敷藁を踏んだことはないが、清々しい音を立てるのであろう。「入梅前」では。
41:百選の水湧く村や花うつ木:太田 紀子:特選
・この句も利尻を思い出していた。利尻山に降った雪が溶けると一度山の中に吸い込まれそれが日本名水百選のNO1となり噴泉となっているが、この水湧く村なのであろう。
42:夏来たり窓開け放ち昼寝せり:斜木 美秋:
・北海道で窓を開けて昼寝をするなどないが、九州も鹿児島では珍しくないのだろう。
46:病める子も夫の遺産よ七変化:谷口 千枝:
・「ご主人の遺産」のお子さん。その捉え方がユニークである。お嬢さんの病気は心配。
50:鉄棒に夏空蹴つて一回転:林  紅梅:
・まだ未完成の一句といった感じがする。「夏空を蹴って鉄棒一回転」だけでも違う。
51:干拓の大地を染める麦の秋:石破 利久:
・日本には干拓された大地が意外と多い。その大地の麦。鴻など中国を思うのである。
55:茶柱に佳き日の予感風薫る:佐藤トシエ:
・朝の一杯のお茶。そこに立ち上がっている茶柱。今日はどんな良いことがあるだろう。
59:ソーランの華やぐ町にライラック:山口 沙智:
・今年も昨日(6/7)から「よさこいソーランまつり」が始まった。長い冬の憂さを吹っ飛ばすように。

総合成績
一席:片山 明俊:18点
一席:林   江梅:18点
一席:石破 利久:18点
次席:村岡  雅:16点

作品成績
一席:34:海峡の風乗りこなす夏燕:片山 明俊:特2並6:10点
二席:50:鉄棒に夏空蹴つて一回転:林  江梅:特2並5:9点
三席:41:百選の水湧く村や花うつ木:太田 紀子:特2並4:8点
次席:七点句は、1番:村岡雅子:22番・51番:石破利久:8番小森豊水

  見落としがあると思われます」。一度はご自分のだけでも加算してみてください。









  17年6月号 鴻風俳句教室句会
Date: 2017-06-09 (Fri)
17年6月号 鴻風俳句教室句会
兼題@更衣 A時

1 更衣母の残せし絽の羽織
2 細りゆく妻のウエスト更衣
3 更衣女子高生の足眩し
4 衣更出したり入れたりの上着かな
5 ミッションの白の制服更衣
6 老いしこと互いに言はず衣更
7 リフォームの技の仕上がり更衣
8 激痩せを思い知らさる更衣  
9 街頭の皆んな軽やか更衣 
10 葉書のみ値上げし十円衣更
11 気まぐれな気温に逆らひ更衣
12 学園吹く風の清しき更衣
13 衣替え気ままに出来る定年後
14 花柄のブラウス加へて更衣
15 更衣予備部厚き二三枚
16 青嵐ビルの谷間の時計台
17 駅前のからくり時計田植時
18 白馬跳ぶひかたの時化の岬鼻
19 時刻表指で訪ねる夏の旅
20 時折は立話して蟻走る
21 老鶯や時にはながき朝の風呂
22 時磨く京の老舗の夏料理
23 生垣に記念日に咲く時計草  
24 引出しの亡夫の時計や五月雨
25 走り梅雨腕に時計の時代劇
26 夕刻の時報に慌て花の道
27 退職後時計なき腕若葉風
28 時の日や時告ぐ鐘も寺打たず
29 サマータイム目覚まし時刻を早めたり
30 六月や加賀友禅に時忘れ
1〜30番、ここまでで5句選



31 東洋のナイヤガラなり若楓
32 愛薄き子よマーラと浮人形
33 紅々き母の形見のスベリヒユ
34 海峡の風乗りこなす夏燕
35 夏がすみ淡路すつぽり̪吸ひこみぬ
36 秋篠の御堂の明り新樹光
37 西日差す戦士の墓や赤い花 
38 御堂筋の若葉や芭蕉の終焉碑
39 敷き藁の足音清し梅雨入前
40 湧水の喉元深く薄暑来ぬ
41 百選の水湧く村や花うつ木
42 夏来たり窓開け放ち昼寝せり
43 廃屋のジョロウグモの巣梅雨に入る
44 豊漁の烏賊の陸揚げ威勢良し
45 五月雨の止みて夕空虹の橋
46 病める子も夫の遺産よ七変化
47 羽毛より軽きこの世や沙羅の花
48 桜桃忌上水小さく流れをり
49 手をかけし新樹見詰める老庭師
50 鉄棒に夏空蹴つて一回転
51 干拓の大地を染める麦の秋
52 天上へ花びら拡ぐ山法師   
53 青葉寺不動へ平氏の祈り旗
54 薫風や声挙ぐ乾杯テラス席
55 茶柱に佳き日の予感風薫る
56 白き花多き六月風清し
57 咲き初めし紫陽花一雨待ちにをり
58 猫が来て紫陽花の陰に眠りをり
59 ソーランの華やぐ町にライラック
60 夕暮れの犬の散歩や雲の峰
  31〜60番、ここまでで5句選

   選び出した10句から1句特選。と
 感想文をお願いいたします。
 特選一句は俳句もコピーしてください。
 〆切りは9日正午までにお願いいたします。 




  17年五月句会みなさんの選評
Date: 2017-05-05 (Fri)
持田 清月選
特 選:11:還暦のジョッキー駆け行く青葉風
理 由:先日私もこの俳句の句材となったテレビを見ました。私とほぼ同年齢で、七千勝目前でそれも一つの通過点とのこと。感動して見ていました。それを早速俳句にされました。
並 選:04:17:21:26:29:33:39:41:46

片山 明俊選
特 選:16:分刻む首相の日程青葉闇
鑑 賞:新聞の首相動静欄を見るとまさに分刻みでの様子が報じられている。政局は内政・外政共に波乱含み・・先が読めない情勢を青葉闇に掛けてこの状況を巧く捉えている。
並 選:10・18・21・23・29・35・42・46・51

石破 利久選
特 選:10:新緑の梢を渡る風の艶
鑑 賞:新緑の頃の風は爽やか・・・頬撫でる風は優しくこころも晴れ晴れ浮き浮きとなる。この様子を風の艶と云い得て妙である。因みに冬の風には棘がある。 
並 選:2・9・15・18・28・33・41・47・49

佐藤トシエ選
特 選:14:五月二日誕生日が来て八十路なり
鑑 賞:新緑の青々さが眩い季節に生を受け、八十回目の誕生日を迎えた喜びと、様々な人生の体験を基に、これからの一年一年も大切に過ごしたいという、意気込みが伝わりました。
並 選:9・16・20・26・32・34・37・49・51

佐川 富子選
特 選:52: 心憂し黄色い薔薇を求め来る
感 想:何となくさえない心の時は、黄色などビタミン系の色に目がいくなあと同感しました。
並 選:3、5、14、21、24、29、32、35、36。

村岡 雅選
特 選:15:戦火なき国に住む幸みどりの日:
感 想:戦中に生まれ育った私に取って身にしみます。これからも戦のない世界となることを心から願っています。
並 選:4/9/10/25/28/32/33/43/45





若西 花菜選
特 選:25:森ウォーク子等と楽しむみどりの日
理 由:丁度この頃の森はまだ嫌な虫も出ずカタクリや延胡索、イチゲなどの花が咲き、木の芽はまだ小さいので空は広く気持ちの良い一日を楽しむことができます。お子さんは自分の子でしょうか、保育園や幼稚園の子でしょうか、小さい時の体験は貴重です。すばらしいと思いました。
並 選:15・17・20・26・32・33・41・43・48

太田 紀子選
特 選:21:火の島の黒き煙や白日傘
感 想:火山の黒い煙不気味ですね。それでも、青空に消えてゆく煙、日を避けながら歩いてゆく白い日傘、色の対比が鮮やかで、火山の近くの景色が目に浮かびます。
並 選:2/3/9/24/30/31/36/39/48

小森 豊水選
特 選:33番:襟足の小さき黒子夏兆す
理 由:襟足の白さも浮び、ドキ!とする色っぽさ、私もまだ枯れていないと思わせてくれました
並 選:2・7・11・15・26・29・41・42・50

林 江梅選
特 選:43:路地裏で面子ではしゃぐ子昭和の日
理 由:昭和一桁生まれの私たち子供のころは面子や色々考えがら手作りの玩具で遊んでいました。楽しかった。あの頃の記憶が懐かしくよみがえり、頂きました。
並 選:6・7・11・15・25・30・32・38・51

斜木 美秋選
特 選:21:火の島の黒き煙や白日傘
理 由:黒と白の対照が良いと思います。白日傘は暑さ対策か噴煙の降灰対策か思を巡らす一句、最近桜島が又噴火を始めましたので尚更心に響きます。日傘さし車が降灰を舞い上げ、片手ではハンカチで口元を抑えてるご婦人を見かけます。実情ぴったしと思います。
並 選:1,2,6,19,32,35,39,45,47

山口 沙智選
特 選:47: 古里は遠くなりけり柿若葉:
鑑 賞:私の母校は古里村立古里小学校でした。卒業してからもう60数年経っていますが、「古里」の文字にどっと懐かしさが湧いてきて掲句を頂きました。また実家のまわりに5本の柿の木があり、今は柿若葉と白い書きの花の時季です。古里は遠くなりけりとつくづく思いました。

谷口 千枝選
特 選:49:花に雨亡者がぞろぞろ歩き行く
鑑 賞:花と言えば桜。角川春樹の作品に「天と地の中に息して花あかり」とある。作者は「花に雨」の句を詠んだ。私は去年、母と妹の夫に逝かれ、今年、夫と夫の弟に逝かれた。私の大切な人達は亡者になった。共感できるお句である。
並 選:3・10・13・16・20・33・36・41・42・
谷口さんの得点は、加算していません。

梶 鴻風選
1:青葉若葉濃淡幾重も目にしみる:山口 沙智:
 新緑の季節。「みどり」という濃淡が醸し出す美しさが目にしみるのである。
7:若葉風手つなぎ歩く老夫婦:太田 紀子:
 老年になると照れが出て手をつないであるくなどできないものだ。美しい姿である。
15:戦火なき国に住む幸みどりの日:片山 明俊:
 日本は「戦火なき国」といえよう。しかし、明治23年にできた教育直後が復活とか。
21:火の島の黒き煙や白日傘:谷口 千枝:
 火の島は桜島であろう。それから吹き出す黒い烟。それを背景に白日傘を差して行く。
24:五月晴れ太古の化石の穂別竜:若西 花菜:鴻風特選
 むかわ町穂別の発掘現場は海底が隆起して表面に露出した形になっている。そこから、、全身骨格8メートル以上あるそうで国内最大の恐竜。季語との組みあわせもよい。
25:森ウォーク子等と楽しむみどりの日:斜木 美秋:
 上五の「森ウォーク」を「ウォークの森を」などとリズムに乗せたかったですね。
29:赤土の匂ふ竹の子雨近し:石破 利久:
竹の子を掘った東京を多い出す。土の匂いか竹の匂いか生々とした匂いであった。
31:葉籠りの柿の花散る夕べかな:林 紅梅:
柿の花はなぜか葉の陰に隠れて咲く花である。「葉籠もり」が見事に捉えている。 
32:街角に白い辛夷の花明り:小森 豊水:
 街路樹ではなjだろう。本当に街角の家の庭に咲く花と想われてならない。美しい。
35:春の夢足踏み外す雲の上:持田 清月:
 鴻も高い所から落ちる夢ばかり見て、その後で肺癌が見つかった。気をつけ下さい。
43:路地裏で面子にはしゃぐ子昭和の日:佐藤トシエ:
 過去回想の句であろうか。それとも現実の描写か。北海道ではメンコをパッチという。
52:心憂し黄色い薔薇を求め来る:村岡 雅:鴻風特選
 花は沈む心を癒やしてくれる。特に黄色い花は気持ちを高揚させてくれる。タンポポ、
ヒマワリ……、雅さんも黄色いバラ買ってきて心の憂さを晴らしているのだ。


  17年五月句選句集計
Date: 2017-05-05 (Fri)
17年五月 句写美句会
1: 青葉若葉濃淡幾重も芽にしみる:山口 沙智:美秋・鴻風・2
2: 跳ね回る園児の声や若葉風:片山 明俊:利久・紀子・豊水・美秋・4
3: 隣より赤子泣く声若葉風:石破 利久:富子・紀子・2
4:キャンバスに萌ゆる若葉の色重ね:佐藤トシエ:清月・雅・沙智・3
5: 新緑の合掌の里静かなり:林  紅梅:富子・1
6: 若葉風欅並木を揺らし行く:小森 豊水:紅梅・美秋・2
7: 若葉風手つなぎ歩く老夫婦:太田 紀子:○鴻風・豊水・紅梅・沙智・5
8: 新緑やそろぞ歩きの城下町:谷口 千枝:・0
9: 鎌二丁提げし畑へ若葉風:持田 清月:利久・トシエ・雅・紀子・4
10: 新緑の梢を渡る風の艶:梶  鴻風:○利久・明俊・雅・3
11: 還暦のジョッキー駆け行く青葉風:若西 花菜:○清月・豊水・紅梅・沙智・5
12: 行く道に青空映ゆる山若葉:斜木 美秋:・0
13: プラタナスの青葉の下や車椅子:村岡  雅:・0

14: 五月二日誕生日が来て八十路なり:山口 沙智:○トシエ・富子・3
15: 戦火なき国に住む幸みどりの日:片山 明俊:○雅・利久・花菜・豊水・紅梅・鴻風・7
16: 分刻む首相の日程青葉闇:石破 利久:○明俊・トシエ・3
17: ビル街に零れ膨らむ夏日影:佐藤トシエ:清月・花菜・2
18: 昂然と泰山木の花日を仰ぐ:林  紅梅:明俊・利久・2
19: 五月晴杖で歩くと妻の笑み:小森 豊水:美秋・沙智・2
20: 黒犬の舌出し歩く五月晴:太田 紀子:・トシエ・花菜・2
21: 火の島の黒き煙や白日傘:谷口 千枝:○紀子○美秋・清月・明俊・富子・鴻風・8
22: 家々の干物数多五月晴:持田 清月:・0
23: 新緑の森にまばゆき日は注ぎ:梶  鴻風:明俊・1
24: 五月晴れ太古の化石の穂別竜:若西 花菜:○鴻風・富子・紀子・4
25: 森ウォーク子等と楽しむみどりの日:斜木 美秋:○花菜・雅・紅梅・沙智・鴻風・6
26: 母の日や居間に溢れる笑い声:村岡  雅:清月・トシエ・花菜・豊水・4


27: 銀のスプーンくはへて生まれし五月なり:山口 沙智:・0
28: 小米花白さ残して暮れゆけり:片山 明俊:清月・利久・雅・3
29: 赤土の匂ふ竹の子雨近し:石破 利久:明俊・富子・豊水・沙智・清月・鴻風・6
30: パンジーを囲み花時計始動する:佐藤トシエ:・紀子・紅梅・2
31: 葉籠りの柿の花散る夕べかな:林  紅梅:・紀子・鴻風・2
32: 街角に白い辛夷の花明り:小森 豊水:トシエ・雅・花菜・紅梅・美秋・富子・鴻風・6
33: 襟足の小さき黒子夏兆す:太田 紀子:○豊水・清月・利久・雅・花菜・沙智・7
34: 水俣のスペイン料理や昭和の日:谷口 千枝:トシエ・1
35: 春の夢足踏み外す雲の上:持田 清月:明俊・富子・美秋・鴻風・4
36: 水鳥の胸ふくよかや桜散る:梶  鴻風:富子・紀子・2
37: 春の蝶羽化せる命の短けれ:若西 花菜:トシエ・1
38: 門掛けの石斛優美と讃えをり:斜木 美秋:紅梅・1
39: 若葉風真直ぐ伸びる沙羅若木:村岡  雅:清月・紀子・美秋・3

40: 女子会の花見のランチちと豪華:山口 沙智:・0計5
41: トラ狂(きち)の放つ風船初夏の夜:片山 明俊:清月・利久・花菜・豊水・4計18
42: 雨の日の軒端に休む里燕:石破 利久:明俊・豊水・沙智・3計14
43: 路地裏で面子にはしゃぐ子昭和の日:佐藤トシエ:○紅梅・雅・花菜・鴻風・5計12
44: ベランダに小雀二三羽来て遊ぶ:林  紅梅:・0計5
45: 春愁や気だるき老いの散歩道:小森 豊水:・雅・美秋・2計12
46: ゴールデンウィーク山路駆け行くアスリート:太田 紀子:清月・明俊・2計16
47: 古里は遠くなりけり柿若葉:谷口 千枝・○沙智・利久・美秋・4計12
48: 石段の一段飛ばし躑躅園:持田 清月:花菜・紀子・2計10
49: 花に雨亡者がぞろぞろ歩き行く:梶  鴻風:利久・トシエ・2・8
50: 良き丈のスカパン揺らし春の風:若西 花菜:豊水・1計11
51: そよ風にこでまりの花揺れ止まず:斜木 美秋:明俊・トシエ・紅梅・3計9
52: 心憂し黄色い薔薇を求め来る:村岡  雅:○富子○鴻風・沙智・5計12


総合成績
一席:片山 明俊:18点
二席:太田 紀子:16点
三席:石破 利久:14点
次席:佐藤トシエ・谷口千枝・小森豊水・村岡 雅:12点



作品成績
一席:21: 火の島の黒き煙や白日傘:谷口 千枝:8点・特2並4
二席:15: 戦火なき国に住む幸みどりの日:片山 明俊:7点・特1並5
二席:33: 襟足の小さき黒子夏兆す:太田 紀子:7点:特1並5
三席:25:美秋:25番:利久・29番:豊水・32番:

  見落としがあるかもしれません、一度はご自分のだけでも加算してみてください。




  17年五月 俳句会作品
Date: 2017-05-02 (Tue)
17年五月 句写美句会
1 青葉若葉濃淡幾重も芽にしみる
2 跳ね回る園児の声や若葉風
3 隣より赤子泣く声若葉風
4 キャンバスに萌ゆる若葉の色重ね
5 新緑の合掌の里静かなり
6 若葉風欅並木を揺らし行く 
7 若葉風手つなぎ歩く老夫婦
8 新緑やそろぞ歩きの城下町
9 鎌二丁提げし畑へ若葉風
10 新緑の梢を渡る風の艶
11 還暦のジョッキー駆け行く青葉風
12 行く道に青空映ゆる山若葉
13 プラタナスの青葉の下や車椅子
14 五月二日誕生日が来て八十路なり
15 戦火なき国に住む幸みどりの日
16 分刻む首相の日程青葉闇
17 ビル街に零れ膨らむ夏日影
18 昂然と泰山木の花日を仰ぐ
19 五月晴杖で歩くと妻の笑み 
20 黒犬の舌出し歩く五月晴
21 火の島の黒き煙や白日傘
22 家々の干物数多五月晴
23 新緑の森にまばゆき日は注ぎ
24 五月晴れ太古の化石の穂別竜
25 森ウォーク子等と楽しむみどりの日
26 母の日や居間に溢れる笑い声


27 銀のスプーンくわえて生まれし五月なり
28 小米花白さ残して暮れゆけり
29 赤土の匂ふ竹の子雨近し
30 パンジーを囲み花時計始動する
31 葉籠りの柿の花散る夕べかな
32 街角に白い辛夷の花明り  
33 襟足の小さき黒子夏兆す
34 水俣のスペイン料理や昭和の日
35 春の夢足踏み外す雲の上
36 水鳥の胸ふくよかや桜散る
37 春の蝶羽化せる命の短けれ
38 門掛けの石斛優美と讃えをり
39 若葉風真直ぐ伸びる沙羅若木 
40 女子会の花見のらんちちと豪華
41 トラ狂(きち)の放つ風船初夏の夜
42 雨の日の軒端に休む里燕
43 路地裏で面子にはしゃぐ子昭和の日
44 ベランダに小雀二三羽来て遊ぶ
45 春愁や気だるき老いの散歩道 
46 ゴールデンウィーク山路駆け行くアスリート
47 古里は遠くなりけり柿若葉
48 石段の一段飛ばし躑躅園
49 花に雨亡者がぞろぞろ歩き行く
50 良き丈のスカパン揺らし春の風
51 そよ風にこでまりの花揺れ止まず
52 心憂し黄色い薔薇を求め来る

 1〜26番で5句選
27〜52番で5句選
  10句の中から1句特選でお願いいたします。
  
 うっかりしまして、先に名前を入れたままで張り出し、
利久さんから,そのことについて,ご指摘を頂きました。
 名前をご覧の方は、名前にとらわれず選句くださいますように、お願いいたします:鴻風 
 


  17年四月句会選句
Date: 2017-04-07 (Fri)
17年四月 句写美俳句会
01:夢の中花人となり逍遥す:林 紅梅:・千枝       1
02:華やげる歌劇の殿堂花の道:片山明俊:・利久・美秋・紅梅       3
03:浜風の揺らす花房ミモザ咲く:石破利久:・紀子・明俊・トシ       3
04:たんぽぽの黄色に英気もらひけり:梶 鴻風:・明俊・沙智       2
05:この先は平和会館花吹雪:谷口千枝:・清月・富子       2
06:スキップの児に揺れてゐるチュ―リップ:佐藤トシエ:・紀子・利久・紅梅・沙智4
07:桜散りもとの静かな古戦場:太田紀子:・豊水・千枝・清月・花菜・美秋    5
08:種を蒔く準備調へ花祭:持田清月       0
09:幸福の黄色い房よ花ミモザ:佐川富子          0
10:耕した土から登る湯気嬉し:山口沙智:○花菜・美秋・鴻風       3
11:蒼空へ突き上げ群れ咲く白木蓮:小森豊水:・美秋・紅梅・沙智       3
12:花だより聞きつ北国雪を割る:若西花菜:・豊水・明俊・清月・トシ・千廣・紅梅6
13:陽光の菜園菜花に蝶は戯れ:斜木美秋       0

14:余生なほ気概に生きてて青き踏む:林 紅梅:○千枝・豊水・利久・明俊・トシ 615:アスファルトの割れ目に生える草若葉:片山明俊:・トシ・千廣・富子・沙智  4
16:誕生の未知なる地球涅槃西風:石破利久:・紀子・千枝・清月・花菜・千廣   5
17:鳶鳴いて弥生の空を傾けり:梶 鴻風:○千廣・豊水・利久・花菜・トシ 6
18:生真面目に生きたる夫の君子蘭:谷口千枝:○美秋・豊水・明俊・千廣・富子・鴻風 7
19:春の日を集め生き生き街の音:佐藤トシエ:・紀子・清月 2
20:池の面に余白残さず水草生ふ:太田紀子:・千枝・紅梅・富子 3
21:空色のフラットパンプス仏生会:持田清月:・富子・鴻風           2
22:生えて来ぬこんな所にクロッカス:佐川富子   0
23:黄パンジー踊っているよに風に揺れ:山口沙智 0
24:わが生死盛る桜の中に見る:小森豊水:・紀子・花菜 225:生きるとは楽しかりしや山笑ふ:若西花菜:・利久・沙智           2
26:猫の恋成で就生る子沢山:斜木美秋 0

27:花の雲まなざし遠く観世音:林 紅梅:・紀子              1
28:笑顔乗せ花の下行く車椅子:片山明俊:○豊水○沙智・紀子・利久・清月・花菜
・トシ・美秋・千廣・鴻風 12
29:柳芽の触れ合ふ銀座裏通り:石破利久:○明俊○富子・清月     5
30:春兆す迦陵頻伽の法の聲:梶 鴻風:・美秋   1
31:今日だけは狐と狸万愚節:谷口千枝:○トシ・花菜 3
32:ウィンド―のマネキン淡き春ショール:佐藤トシエ:・豊水  1
33:ポケットの小さきデジカメ山笑ふ:太田紀子:・紅梅・鴻風  234:ふららこに乗せし妹立ち漕ぎす:持田清月:・沙智   1
35:軽やかに上がる階段春の靴:佐川富子:・豊水・千枝・清月・千廣・紅梅・鴻風 6
36:球春や今年も夢見る日本一:山口沙智   0
37:青空へはなびら拡ぐ紫木蓮:小森豊水:・千枝・鴻風      2
38:春の花苗を山ほど買ってくる:若西花菜    0
39:春も湧く高校球児の甲子園:斜木美秋:・千枝・沙智     2

40:細波を乱して花の風渡る:林 紅梅:○鴻風・紀子・トシ    4計12
41:春風やお顔拭はる辻地蔵:片山明俊:○利久・豊水・千枝・花菜・千廣・紅梅7計26
42:春蘭の一鉢飾る理髪店:石破利久:・紀子・明俊・トシ・千廣・富子・鴻風6計19
43:長江の岸辺彩る桃の花:梶 鴻風:・利久・明俊・美秋・千廣・紅梅 5計14
44:ついて来る夫の面影種浸し:谷口千枝 0計12
45:ランドセル抱え眠る子一年生:佐藤トシエ:○鴻風・利久・花菜 4計11
46:万愚節今日の神籤は凶なりき:太田紀子:・美秋 1計11
47:手を取りしベニーズワルツ風車:持田清月:・トシ 1計4
48:白鳥や鳴き声残し北帰行:佐川富子:○紅梅・明俊 3計9
49:春旅の誘ひのメール今日もまた:山口沙智 0計3
50:菜の花の中行く遍路小豆島:小森豊水:・利久・明俊・清月・美秋・富子・沙智6計13
51:満開のカタログで買ふ花の種:若西花菜:○紀子○清月・富子・沙智・鴻風7計15
52:病む心癒す一輪岩躑躅:斜木美秋:・豊水・千枝・花菜・鴻風 4計6
53:雨に濡れ櫻開花を待つ幟:須山千廣:・富子 1
54:刻太鼓打つ武者人形花櫓:須山千廣:・鴻風 1
55:初花の噂テレビにレストラン:須山千廣: 0
56:寒頂へ岩踏んまえし僧の法螺:須山千廣: 0計2


総合得点
一 席:26点:片山 明俊さん(先月に続き)
二 席:19点:石破 利久さん(先月に続き)
三 席:15点:若西 花菜さん
次 席:14点:梶  鴻風さん

作品成績
一 席:28:笑顔乗せ花の下行く車椅子:片山明俊:12点
二 席:18:生真面目に生きたる夫の君子蘭:谷口千枝:7点
二 席:41:春風やお顔拭はる辻地蔵:片山明俊:7点
二 席:51:満開のカタログで買ふ花の種:若西花菜:7点
三 席:6点句は、林 江梅さん他6人おられるので省略



四月句会 選句
投句・選句共到着順
太田 紀子選
特 選:51:満開のカタログで買ふ花の種
鑑 賞:花の種のカタログは、いつもきれいな花が咲き乱れた写真で、わくわくしながら見ます。春の訪れと、花種のどれを選ぶかの目移り、どちらも前向きで素敵です。
並 選:3/6/16/19/24/27/28/40/42

小森 豊水選
特 選:28番:笑顔乗せ花の下行く車椅子
理 由:こちらも思わず笑顔になりました。妻も私もときどき
電動車椅子に乗ります。明るく、嬉しく、暖かさを思はれる
良い句です。
並 選:7・12・14・17・18・32・35・41・52

石破 利久選
特 選:41:春風やお顔拭はる辻地蔵
鑑 賞:春風の下、お身を拭い新しい前掛けに替えて貰った村のお地蔵さん。お世話をされるお婆さん達の優しいお気持ちが伝わってくるほのぼのとしたいい句です。
並 選:2・6・14・17・25・28・43・45・50   

谷口 千枝選
特 選:14:余生なほ気概に生きてて青き踏む
鑑 賞; 前向きに生きている人の姿は美しい。季語の斡旋も素敵。困難にくじけないで強い意気を持って生きたと思います。
並 選:01・07・16・20・35・37・39・41・52・

片山 明俊選
特 選:29:柳芽の触れ合ふ銀座裏通り
鑑 賞:東京銀座の裏通り・・・並木の柳の新芽が伸びて春の到来を感じさせる情景を巧く句にされてをります。併せて、春を待つ雪国のことに思いを馳せました。
並 選:3・4・12・14・18・42・43・48・50    

持田 清月選
特 選:51:満開のカタログで買ふ花の種
鑑 賞:本当にこの通りだと思います。花の種だけではなく、野菜の種もカタログに載っているスバラシク良くできている写真を見て買っています。しかしなかなかカタログ通りの野菜は出来ません。この俳句を読んだ瞬間思わず笑ってしまいました。
並 選:5:7:12:16:19:28:29:35:50

若西 花菜選
特 選:10:耕した土から登る湯気嬉し
鑑 賞:「嬉し」と言わずにはいられない春の畑仕事、暖かな日差しや空気も感じられます。農耕民族万歳!です。
並 選:7・16・17・24・28・31・41・45・52

佐藤 トシエ選
特 選:31:今日だけは狐と狸万愚節
鑑 賞:昔から狐も狸も人を化かすと言われていますが、互いに、どんないたずらをしあうのでしょう。一日限りの万愚節、大笑いをとるような、楽しいだまし合いであれ。こっそり覗きたく、童話が一つ生まれそうな句と思いました。
並 選:3・12・14・15・17・28・40・42・47

斜木 美秋選
特 選:18:生真面目に生きたる夫の君子蘭
鑑 賞:生真面目な旦那さんが大事にされて君子蘭、花期を迎え部屋が明るくなり、思い出が甦る一句かと思います。濃緑の葉は一年中楽しめますが、葉の間より生まれて来る様に咲き部屋を明るくする今が一番ですね。
並 選:2.7.10.11.28.30.43.46.50

須山 千廣選
特 選:17:鳶鳴いて弥生の空を傾けり  
鑑 賞:春一杯の大地、空を自由に鳶が舞っている。その自由さを大きな・空を傾け・て、とは、初めての表現を見せて頂きました。勉強になりました。
並 選:12・15・16・18・28・35・41・42・43  

林  江梅選
特 選:48:白鳥や鳴き声残し北帰行
鑑 賞:若い頃新潟で見た光景は忘れることができません。渡り鳥として飛来した、白鳥が白い点となり何千キロの距離を休息をとりながら飛継いで行くのでしょう、その姿は美しく雄々しくもありながら、なぜか鳴き声が悲しく心のひびき、今もあの感動は忘れられません。
並 選:2・6・11・12・20・33・35・41・43

山口 沙智選
特 選:28:笑顔乗せ花の下行く車椅子:
鑑 賞:お子さんに車椅子を押してもらって花見にいらしたのでしょうか。雄人も乗る人も笑顔の楽しい花見。おまけにあたたかい花見日和。最高の一日でしたね。
並 選:4,6,11,15,25,34,39,50,51

佐川 富子選
特 選:29:柳芽の触れ合ふ銀座裏通り
感 想:「二人の銀座」という明るい春らしい歌を思い出しました。
並 選:05、15、18、20、21、29、42、50、51、53.

梶 鴻風選
 毎月の通り提出された4句の中から、一番良いと思われる一句を入選として選ばせて頂いた。

10:耕した土から登る湯気嬉し:山口 沙智 ・鴻風
  半年に近く埋もれていた雪が消え土を耕すと湯気が立つ。それが誠に嬉しいのだ。
18:生真面目に生きたる夫の君子蘭:谷口 千枝 ・鴻風
  ご主人が丹精を込め育てていた君子蘭なのであろう。今年も紅い実をつけてくれた。
21:空色のフラットパンプス仏生会:持田 清月 ・鴻風
  届いたとき「フラットパンプス」を花の名と早とちりをした。お孫さんの靴なのだ。
28:笑顔乗せ花の下行く車椅子:片山 明俊 ・鴻風
  車椅子に乗っているのは奥さんだろうかと思った。乗る人も押す人も笑顔なのだ。
33:ポケットの小さきデジカメ山笑ふ:太田 紀子 ・鴻風
  紀子さんもカメラを始めたかと思うと、なぜか嬉しくなった。良い写真を期待する。
35:軽やかに上がる階段春の靴:佐川 富子 ・鴻風
  季語を実に上手に生かした句である。俳句の善し悪しは季語の本質に近づけるかだ。
37:青空へはなびら拡ぐ紫木蓮:小森 豊水 ・鴻風
  色彩感覚の豊かな俳句である。春になって開く木蓮や辛夷は嬉しくなる。
40:細波を乱して花の風渡る:林 紅梅: ・鴻風特選
  細波の上には花筏が浮ているであろう。風が吹く度にその花筏を乱しては渡って行  く。この光景が美しく思い出される場所は彦根城の櫻と琵琶湖に浮かぶ花筏である。
42:春蘭の一鉢飾る理髪店:石破 利久 ・鴻風
  なんとも長閑な光景が見える。大事に育てている春蘭。香りも良いことだろう。
45:ランドセル抱え眠る子一年生:佐藤トシエ ・鴻風特選
  一年生とはいえ、正確には、この4月から一年生となる子供であろう。入学式まで
  あと何日と夢見ながらランドセルを抱いて眠っている子供の姿が見えてくる。
51:満開のカタログで買ふ花の種:若西 花菜 ・鴻風
  苗木や花の種には、満開に咲く写真がついている。騙されることもあるのだ。
52:病む心癒す一輪岩躑躅:斜木 美秋 ・鴻風
  身体に関しての病む心は鴻も同じだが癒やしてくれるのは、一鉢の花なのである。
54:刻太鼓打つ武者人形花櫓:須山 千廣 ・鴻風
   明石城には時を知らせるため、武者人形が太鼓を打櫓がある。千廣さんが戻られたのが何より嬉しい。

 間違い無く計算したつもりですが、ご自分のだけでも
間違い無いか点検なさってください。

 


  四月 句写美句会
Date: 2017-04-04 (Tue)
 四月 句写美句会
01:夢の中花人となり逍遥す
02:華やげる歌劇の殿堂花の道
03:浜風の揺らす花房ミモザ咲く
04:たんぽぽの黄色に英気もらひけり
05:この先は平和会館花吹雪
06:スキップの児に揺れてゐるチュ―リップ
07:桜散りもとの静かな古戦場
08:種を蒔く準備調へ花祭
09:幸福の黄色い房よ花ミモザ  
10:耕した土から登る湯気嬉し
11:蒼空へ突き上げ群れ咲く白木蓮
12:花だより聞きつ北国雪を割る
13:陽光の菜園菜花に蝶は戯れ
14:余生なほ気概に生きてて青き踏む        
15:アスファルトの割れ目に生える草若葉
16:誕生の未知なる地球涅槃西風
17:鳶鳴いて弥生の空を傾けり
18:生真面目に生きたる夫の君子蘭
19:春の日を集め生き生き街の音
20:池の面に余白残さず水草生ふ
21:空色のフラットパンプス仏生会
22:生えて来ぬこんな所にクロッカス  
23:黄パンジー踊っているよに風に揺れ
24:わが生死盛る桜の中に見る
25:生きるとは楽しかりしや山笑ふ
26:猫の恋成で就生る子沢山
1〜26までで5句選

27:花の雲まなざし遠く観世音
28:笑顔乗せ花の下行く車椅子
29:柳芽の触れ合ふ銀座裏通り
30:春兆す迦陵頻伽の法の聲
31:今日だけは狐と狸万愚節
32:ウィンド―のマネキン淡き春ショール
33:ポケットの小さきデジカメ山笑ふ
34:ふららこに乗せし妹立ち漕ぎす
35:軽やかに上がる階段春の靴
36:球春や今年も夢見る日本一
37:青空へはなびら拡ぐ紫木蓮
38:春の花苗を山ほど買ってくる
39:春も湧く高校球児の甲子園
40:細波を乱して花の風渡る
41:春風やお顔拭はる辻地蔵
42:春蘭の一鉢飾る理髪店
43:長江の岸辺彩る桃の花
44:ついて来る夫の面影種浸し
45:ランドセル抱え眠る子一年生
46:万愚節今日の神籤は凶なりき
47:手を取りしベニーズワルツ風車
48:白鳥や鳴き声残し北帰行
49:春旅の誘ひのメール今日もまた
50:菜の花の中行く遍路小豆島
51:満開のカタログで買ふ花の種
52:病む心癒す一輪岩躑躅

53:雨に濡れ桜開花を待つ幟
54:刻太鼓打つ武者人形花櫓
55:初花の噂テレビにレストラン
56:寒頂へ岩踏んまえし僧の法螺


27〜52までで5句選                
10句の中から1句特選と鑑賞文をお書きください。   53〜56まで時間を過ぎてからの投句がありました。
この句も入れて選句ください。お願いいたします。鴻風
      
                             

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