Last up date 2012/02/03 NEW<日々の想い>
  大雪から一日たって  

♪Io son l'umile ancella del genio Creator♪ オペラ「アドリアーナ・ルクヴルール」(チレア作曲)の中で、実在の人物でもある花形女優アドリアーナが1幕冒頭で歌う有名なアリオーゾの一節。 美しいヴァイオリンの奏する旋律の中を、今宵これからラシーヌの悲劇に主演するアドリアーナ・ルクヴルールが、ロクサーヌの台辞をゆっくりと口ずさみながら登場します。彼女のすばらしさと美しさを口々に賛辞するとりまきを前に、アドリアーナは飾り気なく「私は創造の神のつつましいしもべにすぎないのです」と答え、感謝の意を述べるのです。 甘く切なく感動的なこのオペラを初めて目にしたのは、私がまだ10代前半の頃・・・。NHK招聘のイタリア歌劇団公演、モンセラット・カバリエ、ホセ・カレラス、フィオレンツァ・コソットでの衝撃的な日本初演の舞台でした。 その後、私の音楽人生にとって、アドリアーナのこの<言葉>が大きな意味を持つようになっていったのです。 (この続き・・・は、エッセイ・・・『プリマ・ドンナからの贈り物』に続く。。。) |